砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

毒を喰らう。

土曜日に水疱瘡のワクチンを打ったのですが、日曜日はその副作用でダウンしてました。


新型コロナはだいぶ弱毒化したので、ワクチン接種の優つから解放されたかと思いきやワクチンは終わりでは無かった。


メデケアー(米国高齢者保険制度)に入った途端に色んなワクチン接種の誘いが来る。


水疱瘡ワクチンを子供の頃に打ったか否か記憶に無いが、加齢と共に免疫力が低下するので接種が必要だとの事。

無料と言うのでノコノコ行って来た。


ウイルスという毒を喰らう前に、軽い毒を喰らって抗体を作るのがワクチンなので体に負担はありますよね。

今回はコロナ ワクチンよりキツかった。

キツイけど掃除、洗濯、飯作りは終わらして後は寝てました。

でも膀胱炎になったかのように頻繁にトイレに行き、体が毒素を排除しようとしているのが分かる。

こうなるとゆっくり眠れないものです。


映画見ても面白く無いので、60年ぶりに手に入った母子手帳をめくって小さい時にどんなワクチンを接種したのか見てみた。



先ずは日本脳炎ワクチン、なんか懐かしい響きだなぁ。

確か小学生ぐらいまでに何度か打ったなければならないやつだ。


日本脳炎と言っても日本以外のアジア各国の西太平洋諸国に広く分布するらしい。


小学生の頃は「アカイエカに刺されたら日本脳炎になる」と怯えていましたね。

キンチョの蚊取線香が臭いけど頼もしかった。



次は腸パラチフス、そして百日咳ジフテリア混合接種などが確認出来る。


注射打たれる度に母に抱かれて泣いていただろうなぁとホノボノと思う。


結核予防のBCGワクチンも打たれた記憶がありますね。

何処かで読んだが「人類史はウイルスとの闘争歴史」と言われるぐらい、最も原始的微生物のウイルスが地球最強の人類を襲って来たわけだから、まさに人類の天敵である。


そう思うと肩にあるBCGの痕も、その戦いの痕跡とも言えますね。


そんな訳で日曜日は解毒の一日でした。


まあ何とか悪い毒のウイルスに引っかからないで最後まで健康的に生きたいものです。


今日は体調も戻って調子が良くなったと思っていたら、今度は肺炎のワクチン接種の紹介が来ました。


う〜ん、さすがにもう少し間を空けてからにしようかな。


昨年はも買い物していたら「狂犬病と破傷風のワクチン打ってけ」とナースに呼び止められて打ってもらったが、

奥さんから「あなたはワクチン打ちたくなる顔をしてるからじゃないの」言われた。


ワクチン打ちたくなる顔とは何だろうか。

天命を知る。

朝起きた時に夢なのか何なのか分からないが、大きな墨で書かれた「使命」という文字が頭に浮かんだ。


昨日、経営の神様 稲盛和夫氏のネット記事を読んで氏の「敬天愛人」の経営精神に感銘を受けたからだろうか。



それとも寝る前にSpy X Family を見たので、アーニャの「Misson complete !(使命完了)」の言葉が頭にこびり付いていたからだろうか。




ともあれ突然わいた「我が使命」について、つらつら思いを巡らせました。



稲盛和夫氏は人生において損得で判断するのではなく、それをすると天が喜ぶか否かで判断したとききます。

物事の判断に天を敬い、天に尋ねる姿勢はさすがです。


私も今の会社設立時のパイオニアの1人なので、そんな経験は少しながらあります。


これが天から与えた使命と思いラスベガスで15年近く働いて来ましたが、引退の潮時を迎えれば、その使命も終わります。

もっと長〜いライフワーク的なものとして、生きる使命みたいものが必要ですね。


孔子は「50にして天命を知る」と言われました。

自らに与えられた天からの使命を知り得たと言う事でしょう。


人は誰もが生きているかぎり、何らかの使命を持っていると思います。


人生の最後に「My Misson Complete! 」と言って終わりたいものです。


まあ、家庭人としても息子を自立、独立させるまでもうチョット親父の使命頑張らないといけないし、奥さんをハッピーにする為にアイデアを捻り出さないといけないので使命完遂にはまだ道は長そうですが。


そんな事をつらつら考える一日でした。



「どんな時にも人生には意味がある。未来で待っている人や何かがあり、その為に今すべきことが必ずある」

「人生において重要なのは、意味を付与するのではなく意味を発見する事です」

     ヴィクトール フランクル

「窮すれば通ず」

卵の高騰が止まりません。


ウクライナ戦争や昨年の旱魃で餌になる穀物の高騰で、鶏も卵も高くなった。

更にトドメを刺すように鳥インフルエンザで5800万羽が殺処分となれば深刻な卵不足は理解出来る。



しかし「窮すれば通ず」と言ったもので、名案が浮かぶ人もいるもんだ。

一家に一台卵製造機みたいに、鶏をレンタルして自宅で卵不足を解決させるビジネスがアメリカでは人気だそうだ。



確かにこれなら安い卵を手に入れる為に血眼になってマーケットに行く必要は無い。


最近は我々の生活を維持する為に、動物達も色々苦労が多い。


地球上には16億頭の牛がいるそうで、牛が出すゲップやオナラのメタンガスは二酸化炭素(CO2)の約84倍以上の温室効果があるらしい。


あのグレタさんが「How dare you ! (よくもそんなことを!)」と、国連で怒りのスピーチが牛にぶつけられそうなぐらいに、メタンガスは環境問題の頭痛の種なのだ。


しかし大丈夫だ。

Zelle開発の「牛マスク」を付ければ、牛から出るメタンガスを60%削減出来るそうである。



この超高性能メタン吸引マスクは英国の環境賞を受賞した効果が出る優れ物だそうです。


牛の健康管理にも良いと言うので安心だが、コロナ禍でマスク義務化されてた時に自由を求めてマスク拒否が出たように、牛だって「マスクは嫌だ」と思う牛もいるかもしれない。


さらに、牛から出るメタンガスはゲップだけでは無い。

オナラの方はどうなるんだろうか?


まさかゲップがマスクなら、オナラはオムツが密かに開発されているのだろうか。


温暖化防止の為に「牛マスク」や「牛オムツ」が義務付けられたら、Zelp社が大儲けするのは間違いないだろう。(今から株買っておこうかな)


最近ラスベガスも強烈に寒いので温暖化がどうも肌身では感じない。


なにか「気候変動」と表現を変えるケースが増えてますね。


「人間窮すれば通ず」ー 絶対絶命に追い込まれれば、人は良いアイデアが浮かび、道が開かれるものです。


我が家もベランダで鶏を飼って、新鮮な卵を自給自足する事を検討するとしよう。