砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

ブロードウェイ(Broadway)違い。

今週はロスアンジェルスに帰って来てます。


卒業旅行で日本に行っていた次男が帰って来たので、お土産話しでも聞いてやろうと思いまして。


家に入るとリビングにお土産が並べてあった。


何でも母と二人で眺めながら、毎日旅の余韻に浸っているそうだ。


賞味期限の短い物から手を付けよう計画しているらしい。


よほど楽しかったのか、こちらが聞かなくてもずーっと日本で何処に行った〜何を食べた〜など話し続けていた。


昼は1週間遅れで私のバースデーランチを3人で食べに言った。



ここでも日本の話しが続く。


面白いカルチャーの違い、ワオシュレット トイレに感動し、安全で親切な日本の田舎町、レジでポイントカードを必ず聞いて来る店員さんの不思議などなど。


認識の違いもある。

静岡の実家で姪っ子(次男にとってはイトコ)が「Broadway に行ってみたい!」と言ったそうです。



「けどBroadway に何があるのかなぁ〜と不思議に思った」と言う。


ミュージカル好きにはBroadway と言えば何の事かわかる。



しかし、その分野に無知な次男の頭に浮かべていたのはロサンゼルスの古びたBroadway 通りの事だった。


これでは話しが合わないはずである。



ロサンゼルスにもBroadway通りはあるののだが、今では怪しい人の多い、チョット危ない昔の大通りなのです。


もっともニューヨークやロサンゼルス以外にもアメリカの大都市の多くには、大通りとしてのBroadway はあります。


でもまあ「ブロードウェイに行きたい!」と言えばマンハッタンのミュージカルだよね。


大学の勉強は終わったが、社会勉強はこれからのようだ。


まあ、そんな話しを聞きながらランチを楽しみました。


アフターコロナの寿司屋

魚屋の朝は早い。

3時に起きて4時には出社する毎日だ。


まずは空港から大量の鮮魚をピックアップして、オーダーに応じて分配して行くのが朝の作業だ。


これがスムーズに行われれば1日の仕事は心穏やかにスタート出来る。


しかし、今日は初パナから我が心の平安は崩された。


日本から送られて来た北海道雲丹の箱がトラック内で転げ落ちてダメージを受けてしまったのである。

1枚$120で売れる雲丹が20枚近くオシャカ。

OH my God〜‼️



仕入れ担当者としては血の気が引いてプルプルプルと震える。


「何で壊れやすい雲丹を不安定な積み方して持って来たんだ!」とピックアップして来た若い社員に怒るも、彼だけの責任でも無い。

積み込んだ空港側の作業員の問題でもあるが、機転が効けば未然に防げたミスだ。


怒りは中々消化出来ず我が心と血圧は乱れる。


しかし、若い社員も気まずそうな顔をして強張っているし、このまま一緒に仕事を続けるのはお互い辛いものがある。

自分の息子の年齢より若いアメリカンが、ネガティブな気持ちで近くで作業されても嫌なので、ガシとハグして「I love you 」と伝えた。


あ〜大人は辛いね〜。

「この野郎〜」と思いながらも、従業員と上手く付き合いながら教えて行かなければなりません。


朝の気分が悪いと一日が何となくブルーになるものです。


しかし、昼頃に親しいお客さんから「ランチあげるからお店に来なよ」と電話を受ける。


このシェフはホテルの有名店から独立して先週自分のお店を始めた。


このご時世に独立して大丈夫かと思いながらも、気遣いに感謝して彼女のお店を探す。


クーグル マップに沿ってドライブするが中々見つからない。

それもそのはずレストランではなく、配給センターみたいなビルディングの中の1コーナーにお店があるのだ。



インターネットでオーダーしてウーバーで配達かピックアップだ。

だから客席も要らないし、従業員もいらない。

彼女1人で働いている。



コロナ以降、こうしたスタイルのお店が増えたそうです。

Uber Eats は大盛況だ。


小綺麗な配給センターの中にはチャイニーズ、カレビアン、イタリアンなどのTo go スタイルのお店が入っていた。


「どうだい?」と聞くと高級ホテル レストランの時の常連さんが注文してくれると言う。


ビジネスが上手く行っているようで安心した。


作ってくれたチラシ寿司を見て驚いたのは、食材の豪華さ。

日本産本鮪、キング サーモン、金目鯛などとかなり良い物を使っている。


値段もこれで50ドル、日本円で6千円だからかなり強気だ。

「高級ホテルと同じ食材をこのお値段で」とすれば安いのかもしれません。


小さくても一国一城の主人だ。

希望に溢れた彼女の笑顔を見れて嬉しかった。



頂いた高級チラシを食べる頃には、朝のブルーな気持ちも晴れました。



アフターコロナの寿司屋は進化を続けてます。

脳とトキメキ感

昨日はささやかながら自分の誕生日を祝ってあげようと、日系ケーキ屋のSuzuya でケーキを買って来ました。



初老のオッサンがケーキの前でウロウロしている「ものの哀れさ」よりも、何もしない誕生日の哀れさの方がヨロシク無いと判断いたしました。

(と言ってもこのケーキ屋さんにも食材を卸させて頂いてお客さんなので、不自然では無いのですが)



ケーキを食べながら「健康5カ年計画 (70歳まで如何に健康に働けるかの計画)」を練ってました。


最近、身体のアッチコッチが痛いし、運動能力の低下を自覚しますね。


更に怖いのは頭の老化。


「最近物忘れが多いんだよね〜」とボヤく事が多いが、社員からは「大丈夫、昔からそうだから気にしない方がいいですよ」と喜ぶべきか迷うツッコミが入る。


さて、この脳の老化防止だが「ワクワク トキメキ メソッド」なるものが良いらしい。

(落日の恋ではないですよ)


マンネリ化すると脳は死んで行く。

人間の喜怒哀楽などの感情のコントロール、自発性、創造性をつかさどる前頭葉が1番老化しやすいようです。


その老化を防ぐためにはワクワクすること、トキメクことをして脳に刺激を与えるのがよろしいそうです。


知的好奇心や向上心を刺激する趣味や娯楽を持つ必要があると言う事ですね。

いまだやった事のない事にチャレンジしたり、出来なかった事をやるのも脳の若返りになりそうですよ。


さて、私の脳は何したら良い刺激を与える事が出来るかを考えた。

しかも、お金がかからないで実現可能となると仕事人としては限られます。


身近では毎週誘いが来る麻雀だが、長時間になると腰に良くないしボロ負け続きなので休みの日に月1ぐらいで留めている。


レストラン業界のトランプと呼ばれるM社長が麻雀したくてしょうがないらしい。

80近いので以前の様にカジノの豪遊は出来ずゴルフも出来なくなったので今は麻雀に凝っているようだ、


私にとっては、お金が掛からないスマホのチェスの方が気軽な最近の脳トレです。



このブログを書くのもボケ防止の為に60から始めましたが、飽きっぽい性格の私としては5年間良く続いていると思います。

これもお金掛からないし、それなりに頭も使うので続けたらと思っています。


おしゃべりも脳の活性化に良いそうですよ。


仕事ではあっぴろげに話しが出来ない場合もあるので、私の場合は40年ぶりに出来たLINE上の同窓会でのチャットが脳内刺激があって楽しいかな。

昔の友は嬉しいですね。


いくらかお金を掛けるなら旅行ですね。

日本旅行に行っている次男から送って来る写真に刺激を受けまして「知らない町に行ってみたい〜」とジェリー藤尾の「遠くに行きたい」を口ずさみながら日本の山河を眺めたいです。



札幌にいる大学の友人が「遊びに来てよ」と言うので、いつになるか分かりませんがワクワク感、トキメキ感を持って北海道旅行したいですね。


でも何もして無くても心臓がトキメク人は、病院にまずは行く必要があります。


楽しく老後を過ごす為にも努力は必要ですね。


色々なトキメキ感を探して頑張りましょう。