南下の旅
旅の話の続きです。
年を取りますと文字化しておかないと忘れやすいもの、こうしてブログ化しておくのも記憶に残す為の一つの手です。
札幌での予定を終えて、次に横浜の友人達に会う為に電車で南下するのだが、これが中々大変である。
札幌駅から新函館北斗駅まで特急北斗で4時間ほどかかる。
特急と言っても13駅停まるのでかなりゆっくりだ。
それぞれの駅を見ながら、次に来る時にはゆっくり温泉でも入りに寄りたいなと思った。
太平洋を望む内浦湾沿岸をなぞるように線路は続く。
あいにく小雨模様ではあったが、返ってカリフォルニアの青い海と違い北の海らしい旅情がある。
小さいな港町、都会の外れの情景が何故か郷愁の想いに浸らせます。
そうこうしているうちに北斗駅に着き、新幹線に乗り換え。
いや〜新幹線は速いですね〜。
トンネルが多いので余り外を見る事なく、居眠りしている内に仙台駅に着きました。
横浜まで行くとなるとかなり遅くなってしまうので、仙台駅周辺のホテルに泊まる予定でしたが、2か月前でも満杯。
次の駅の福島駅近くのホテルで泊まりました。
アメリカに長くいると東京駅や横浜駅のような人の波には酔ってしまいます。
静岡駅や札幌駅ぐらいの人の数なら何とかなりますが、福島駅も分かりやすいサイズで良かったです。
JR 系のホテルなので殆ど歩く事なく、新しいし大変便利でした。
ホテルの窓から見えるのは駅前の交番のみ。
駅前には古関裕而(こせきゆうじ)さんの像がありました。
古関メロディーと言えば「荒鷲の歌」「とんがり帽子〜鐘のなる丘」、「長崎の鐘」「君の名は」「高原列車は行く」など名曲がありますね。
早稲田大学応援歌「紺碧の空」、阪神タイガースの「六甲おろし」巨人軍の「闘魂込めて」は今でも慕われています。
「この福島の出身でしたか」と偶然に知る喜びも旅の楽しみの一つです。
さてラスベガスに帰って来てからアメリカンの社員に一番ウケたのが、ここのホテルのトイレにあった注意事項の写真、
「何だコリャ〜便座に座ってヤル奴がまだこの世にいるのか⁉︎」と笑ってました。
「世界は広いからなあ〜」とだけ答えました。