砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

限界会社からの脱出

限界集落のような会社と思われた我が社にも最近若者が増えた。


やはり若いって良いですね〜。


なが〜く、同じ町で同じ物をセールスしていると「あの商品は売れない」とか「あの店はダメだ」とか既成概念が出来てしまっていていけない。


若いとそうしたコンセプトが無いので、思いがけない店で思いがけない商品を売って来たりする。


多くが日本食レストラン相手なので、日本人では無いとセールスは難しいと思っていたが、シェフも日本人では無くなって来ているし、時代は変わった。


高級メキシカン レストランが日本の養殖真鯛を大量に買ったり、ステーキハウスがハマチをガンガン買ってくれる時代だ。


こうしたフュージョン系シェフも若いので、セールスマンも若手の方がいいのかもしれない。


最近セールスで入った青年はUC Berkeley出だけあって、教えた事を直ぐ理解して行動するので教えていて楽しい。


中高年相手だと「そんなの知ってるよ!」てな感じだったり、無言の反応だったり、どうも可愛げが無い。


社会の活性化にも若者は大事の様に、会社も同じだとしみじみ思います。


彼は身体中にタトゥーがあるので最初は大丈夫かと思ったが、最近のシェフも殆どタトゥーを施しているのでかえって親近感があったりして。


アメリカンの25-40歳の40%はタトゥーを入れてる時代である。


どうも僕らの世代だと刺青者は道を極めた方達(極道)のイメージがあるが、こちらでは自分のアイデンティティとかファション感覚で入れている。



時たま意味不明の漢字が彫ってあるのには頭を傾げる時もある。


前にも書いたが、デカいホワイトの兄ちゃんが腕に「鬼畜米英」とタトゥーを入れていたので「意味わかってるんか?」と聞くと「わかってるぜ!オレたちデーモン& ビーストだろう!カッコいいじゃん!」と言っていた。


彼女の名前を腕の上に彫った奴もいた。

名前の上に❌印がある。

その下のも別の名前があって、また❌。


三つ目の名前には❌が付かない事を周りの人に祈らせるような、情け無いタトゥーであった。



身体に何かを入れるのは抵抗があるが、もう少し年を取って頭がボケて来たら、腕に名前、住所、電話番号をタトゥーするのも一つの手かなと思ったりして。


日本の温泉に入れなくなっちゃうからダメかな。


ともあれ息子世代の若者との仕事は楽しいものだ。


限界集落化した会社からの脱却は、多様性を受け入れる事からなのかもしれないですね。

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