砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

弾丸帰国

やはり夢は何かを暗示していたようだ。


竜巻に襲われる夢を見た翌日、奥さんのお母さんが他界されたと連絡が来ました。

95歳なので天寿を全うされた大往生と思う。


まず焦ったのは次の日の飛行機が取れるかだった。

旅行会社に電話してもウエッブからチケットを買ってくれとアンサーリングが流れるだけ。


何とかチケットをゲットすると、仕事の引き継ぎをし顧客に事情を説明して荷物を纏めてロスに4時間半のドライブで夜に到着。


奥さんの荷物のパッキングを手伝って朝早く日本行きの飛行機に乗った。


ANAのCAに事情を話すと、心こもったお悔やみのレターとギフトを頂いた。

愁傷の奥さんとしたら、こうした心遣いが嬉しい。



今は上野駅から水戸に向かう特急ときわの中からブログを書いている。


まさに弾丸帰国です。


さらに困ったのが水戸駅周辺のホテルが満杯。

Non Smokeの部屋は殆ど空いていない。

タバコを吸わない者にとって、あのタバコの臭いが染み付いた部屋は耐えられない。


週末と言えども水戸でそんな事が起こる分けないと思ったが、実は偕楽園の梅祭りの真最中と気付いた。


家族葬という事なので、奥さんにも娘としてしっかりと母親を送り出させてあげたい。


水戸から更に福島寄りの北茨城なのでまだ遠いが、何とか水戸まで行ければ何とかなるだろう。



まさに自分が竜巻になったような感じであるが、梅の季節に他界した茨城のお婆ちゃんの為に、心を尽くしてご冥福をお祈りしていきたい。

竜巻に襲われる。

「また夢の話かよ〜!」とヒンシュクをかうかもしれないが、日記ブログなので起こった事は書かなければならないのでご了承を。


夢の中で、ラスベガスの市街地を車で走っていたら、道を間違えたようで迂回して別の道を探す。

しかし、そこも工事中で通行止め。


しょうがないのでもう一度市街地の中心を通ろうと戻ると、街は幾つものトルネード(竜巻)に襲われていた。



砂塵吹き荒れる中を何とか這いつくばって、仲間と一緒に一歩一歩前に進んで行く。

その内に竜巻が見た目よりは危険性が低いと気付く(人が吹っ飛ばされてないので)


何とか希望を持って修羅場を抜け出す所で目が覚めた。

まだ午前2時だ。


何の意味かと思ってググッてみると、竜巻に巻き込まれるのは突然のトラブル発生を意味し、それに備える事を意味するようだ。


竜巻が来る方向を見間違えると命取りなので、夢の中でもどの方向が被害が少ないかを考えている自分がいた。


朝からそんな事を考えていたら、茨城のお婆ちゃん(義理の母)の容態が悪化したと言うメールが来た。


数日前まで安定していると聞いていたのでショックだった。

もう95歳なので体力的に厳しいかもしれません。


コロナ前はよく遊びに行って、孫達の写真を喜んで見てくれていたのだが、コロナ時に施設に入ると中々面会出来なくなってしまった。


もしもの時を考えて、いつでも帰国出来る様に準備しているが、やはり海外と言うのはこうした状況に難儀します。


夢は色んな事を暗示し、伝えようとしているのでしょうね。

コーヒーブレイク

息子が家を出て近くのアパートみたい所に住むと言うので手伝いに行った。

ロサンゼルスのダウンタウンを挟んで反対側なので遠い訳ではないのだが、男は自立して生きて行きたい生き物だから仕方あるまい。


アパートと言うより昔に私が上京した時に住んだ、下高井戸の下宿のような雰囲気の所だった。


いくらか片付けを終えて、家に帰る途中にカフェを見つける。



「こんな所にカフェがあるんだ」と思いながら中に入ってみると、上品なクラッシックが流れる落ち着いた雰囲気だ。


この辺は昔は日系人が住んでいたエリアで、立正佼成会の支部があったり日系のシニアハウスがある。


コーヒーを頼むと、サービスでお味噌汁と漬物が出て来たので驚いた。

コーヒーに合うのかいささか疑問に思ったが、さほど違和感は無く返って居心地の良さを感じた。


カウンターの向こうにマスターらしい日本人がいたので話しかけてみた。

この辺はは日系二世、3世が多いので親のお店を引き継いでいるのだろう。



マスターのテンポの良い相づちに、取り止めも無くどうでも良い話を続けてしまった。

私もレストラン業界との付き合いが長いが、シェフやマスターの会話術はその店の人気に大きく影響する。


どうにも気になったのがマスターが俳優の西島秀俊さんにそっくりなのである。

余り芸能界とかに興味は無いのだが、もしかすると遠い親戚がこの辺に住んでいて、訳あってココのマスターをお忍びでやっているのかなぁ〜と思ったぐらいだ。

ラスベガスで仕事をしていると色んな有名人に会うが、プライベート タイムは邪魔をしないのが業界のルールなので、そうだとしてもスルーする。


引越しの疲れが溜まっていたのか、余りに心地よい雰囲気に眠りに落ちてしまったらしく、店の端にある長椅子の上で目が覚めた。



辺りを見回すと大分客が増えて来ているようだ。


お店の奥の部屋ではランチミーティングをやっているようだ。



窓辺のテラスでも人で一杯だ。

暫く眺めていると可愛らしいウエートレスが軽く笑顔で会釈してくれた。



マスターの方を見るともう常連客の相手をしているらしく、カウンター越しに私に苦笑している「ゴメン忙しくなったから、またね」と言う合図だ。


私も「また来るよ」と言って外に出た。


引越しの途中だったので、そろそろ帰らなければならない。

気に入ったカフェを見つけたので奥さんとまた来ようと思った。



外に出てウーバーを呼ぶ為に店の周りを見渡すと、ロサンゼルス リバーが横に流れていた。


いつもはチョロチョロとしか流れていないのに昨夜雨が降ったからか水量が多かった。



橋の向こうにはロスのダウンタウンが見える。

ダウンタウンの南側のエリアである事を確認する。



この辺は昔のロサンゼルスの建物が多く、レンガ作りの倉庫やビルをモダンに改造してパブやカフェにする店が増えた。



2週間前も奥さんと一緒に、同じようなカフェ周りをした。


さてウーバーを呼ぼうとスマホに手をかけた所で目が覚めた。



そう、自分でも驚いたほど長いはっきりとした夢だったのです。(ガックって来た人、ゴメンナサイ)


土曜の仕事を午前中に終えて家に帰り、洗濯しながらスマホを握って2時間ほど眠っていたと気づいた。


チョット朝から頭痛もあったので、目を覚ました時はスッキリしていた。


映画を観ているような夢を見れて、チョットした「コーヒーブレイク」を神様が下さったのだろうか。


今度ロスに帰った時に、またダウンタウンの南側のカフェを探してみようと思う。


さすがに西島さんがマスターをしている事はないだろうが。

(ちなみに息子もまだ相変わらず家にいます。)





(使った写真は実際にロスの南側にあるカフェです。幾つかは行った事アリ)