春眠暁を覚えず
今日は昼に血液検査。
昨日の夕方から気合いを入れて準備しました。
まずは前日の食事はご飯抜きで野菜と肉のみ。
当時の朝は十分な水分と、朝4時からの仕事で筋肉を使うなど体の糖分を減らす努力。
努力の甲斐があってドクターの検査前に自分で血糖値を調べると90。
完璧である。
通常125ぐらいが出ていたので、いくらか安心しました。
いざドクターオフィスに行って血液採取寸前に、携帯にガンガンテキストや電話がかかって来た。
「ドクターに行ってるから電話するなよ!」と社員に言ってるのにどうでも良い電話が多い。
お客さんからはオーダー忘れで注文が入って来る。
ナースのお姉さんに「どうやら私の血液検査に悪い結果をもたらそうとしているらしい」と言うと「分かった!深呼吸を2回してから採取しようか」と軽いノリで答えてくれた。
かなりの量を取られたように思えたが「あなたの血液は凄くキレイな色してるわぁ〜」と言われた。
微妙なコメントだけど、この年で褒められる事が少ない私としては、少し嬉しかったりして...。
会社に帰って、お客さんの忘れたオーダーを作り、帰り道だったので自分で配達した。
まだ新しい日本人の従業員さんだったようで、大変恐縮して謝って来たが「春眠暁を覚えずですか?」と聞いたら「そうなんです、スミマセン」とかえって来た。
この唐の詩人孟浩然の有名な詩は春になるとウチの社員の寝坊する奴にも良く使われます。
昔、古文の先生がクラスの担任だった時に、寝坊で遅刻して「春眠暁を覚えず」と言ったら許してくれた。
春の遅刻の言い訳として大変有効な有り難い言葉です。
長年魚屋をやっていると、目覚まし無くても3時には目が覚めてしまう。
今日は血を取られてチョットフラフラするので、次の日曜日は外が明るくなってもベットから起きないでゆっくり寝続けようと固く決意するのでした。
血液検査の結果が出て来るまでは、平穏な時を過ごせます。