男性の視点と女性の視点は違うものですね。
次男の部屋には2段ベットがあるのですが、長男がニューヨークに行ってから2段目は荷物置きになっている。
壊れても無いので何人かの友人に欲しければあげるよ、と声をかけたが皆さん興味が無い。
使えるまでは使えばいいんじゃないか、と思っていた。
しかし次男が言うには、昨年長男の嫁が来た時に「成人男性の部屋に2段ベットはレッドカードだよ」と言われたそうだ。
キモイと言うことか!
へ〜それは知らなかった。
私は3人男兄弟、子供も男2人なので「女子的視点」には疎い。
そんな訳で息子達が長い間お世話になった、2段ベットを解体してオサラバする事になった。
そして午前中近くのIKEA にベットを買いに家族で行った。
次男がベットを探している間、私ら夫婦はキョロキョロ回りを物色する。
iKEAはまさに家具のミュージアム。
理想のモデル ルームを見せて、顧客の購買心を刺激しようという訳だ。
アイデアを膨らませて、売ると言うのは上手いやり方です。
しがない百姓の倅の私は、子供の頃に自分の部屋などあろうはずが無かった。
もしこんな部屋があったら、もっと勉強したかもしてませんね。
奥さんはしきりに値札を見ながら唸っている。
見るは良いけど、買うには高すぎる。
宝くじでも当たらない限り、理想的部屋のリモデルは難しいです。😓
午後に家に帰ってから、奥さんが「空き缶がだいぶ溜まったからリサイクル センターに行くよ!」と言う。
アメリカは空き缶、空き瓶をリサイクルに持って行くと、お金に変えてくれるのだ。
次男の車を借りてゴミ袋に空瓶を満杯に詰めて行ってまいりました。
多くの場合、リサイクルの場所は工場エリアなどのさびれた所にある。
空缶や空瓶は重さで、買い取ってくれる。
日本と違い環境の為にリサイクルすると言うより、廃品回収業かな。
これに命掛けて集めている本業の方もいる。
私しらの集めた量などは、鼻で笑われるレベルだ。
それでも15ドルぐらいにはなった。
午前中に見た理想と、午後の廃品回収所の現実。
その狭間で生きるのが私ら小市民の日常ですね。