砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

天体観測と複雑な人間社会。

今日4月8日はアメリカの東側は皆既日食で盛り上がっていました。


残念ながらラスベガスは一部の日食しか見れない部分日食です。


それでも11:20AMには社員皆んなで世紀の瞬間を目撃しようと外に出ました。


目では太陽が欠けて行くのが分かるのですが、携帯で写メしても残念ながらちゃんと写りません。


人間の目って凄いですね。



太陽と月と地球が一直線となると皆既日食が起こります。


西海岸は暗くなる事はありませんでしたが、完全に太陽が月に隠れる現象に昔の人は驚いたでしょうね。


太陽が神と思っていた時代には「天変地異」として、さぞかし恐れ慄かれたでしょう。


そんな天体の動きをあれこれ考えていると、人間世界の細々とした争いや問題が実に小さく見えてしまいます。


折しも先週末にAmazon Prime VideoでCIA 分析官 JACK RYANをシリーズで見ていました。(2018の作品)



世界で起こるテロをJackが神がかり的な閃きで解決してゆくTOM CLANCYの傑作です。


昔はハリソン フォードが演じていましたが、Amazon Prime では若手の俳優が演じています。


テロ事件の背景に人種、宗教による差別、貧富の差なども描写されています。


そんなビデオを見続けていた後なので、日食見ながら壮大な天体の動きと複雑な人間社会を同時に頭の中に叩き混んでる状態に、変なアンバランス感を感じる1日でした。


宇宙単位で考えたら、地球という小さな星で生かされている人類が、共存する為に協力出来ないはずは無いですよね。

アート デストリクトでNew Open の店に行って来ました。

今日はラスベガスのArt district エリアにオープンするお店に呼ばれたので、社員連れて行って来ました。


ここはラスベガスの華やかな高級ホテルが立ち並ぶストリップ(メイン通りのこと)やOld DowntownのFremont Street ではなく、ちょうどその真ん中辺りにあるエリアだ。



どちらかと言うと荒廃した地域をArt District として都市開発するのはロサンゼルス ダウンタウンと同じです。



一昔前はチョット危ないエリアも綺麗に整理されて、小洒落たお店が何軒かある。



今日お邪魔したのは「CHIN CHIN 」と言う微妙な発言のお店なので、てっきりチャイニーズと思った。







ところがどっこい地ビールを製造しているお店で、そこに寿司バーがある。



オープン祝いに贈った花が飾ってあった。



窓の向こうにはビールのコンテナが並んでいた。



私は飲まないので、もっぱら食ってばかりだ。


しっかり作ってました。



フージョン系のレストランだが、お寿司もしっかり頂きました。

美味しかったです。



昼間に世界的に有名なシェフが会社に来られまして、彼の友人がニューヨークのWall Streetに何人かいるそうで、

彼らはアメリカ経済の先行きに大変危惧していると言う。


しかし、ここラスベガスはドンドン日本食レストランが開くイケイケムード。



経済がどうなろうと金のある奴は、そんなの関係無いのかなぁ。


不安定になればなるほど飲み食い歌う輩は増えてくるのかもしれません。


先週もローカルのカジノで新規オープンのお店に呼ばれて来ました。




飲食店をお手伝いする私としては、綱渡り的にでも好景気が続いてくれないと困ります。



新車のローンの重みを感じる身としては、何とかなるまでは頑張らないと......。

進化するお利口さんの車たち。

先週末にロサンゼルスに帰ったのは2つの理由がありました。

一つは車を買い換える事と、もう一つは奥さんの病院です。

通常のドクターは家の近くにあるのですが、内視鏡検査なのでハリウッドの近くの大きな病院に行きました。

検査に2時間掛かると言うので何処で時間を潰そうかとGoogle マップを眺めてみると、Barnsdall Art Parkと言う大きな公園がありました。


ここからはハリウッドの町が一望出来る。



ここは嘗て大資産家がオリーブの丘と呼ばれるこの土地を、屋敷ごとロサンゼルス市に寄付したそうだ、



思いがけない所で自然に触れ、散歩を楽しむ事が出来ました。



ハリウッド、ビバリーヒルズは前の会社のセールス担当エリアでしたが、こんなに落ち着く場所があるとは知りませんでした。



検査が無事終わり、奥さんを家に送ったらラスベガスに出発です。


アップグレードされた新型カムリでハイウェイ15をブッ飛ばそうと思いましたが、あいにくの大渋滞。


サンバラデーノ マウンテンを超えてるまでに、通常1時間のところ3時かかりました。





「十年一昔」と言いますが、車って進化のスピードが凄いですね。


お金が無いので標準装備のカムリですが、それでもAIによるドライブ アシストが凄い。


ブラインドスポットモニターや後ろから車来てるぞ〜のリアクロストラフィックアラート。


歩行者検出付き衝突防止システム。



車間距離を維持したりカーブ時のスピードも調整するダイナミックレーダークルーズコントロール。


車線外すなよ〜のレーンとレーシングアシスト(LTA)。

道路標識アシスト、オートマチックハイビーム(AHB)など、最新の安全技術が標準装備されています。


最近の新車では普通かも知れないが、10年前にこのスペックの標準装備はあり得なかった。


お陰で渋滞で延々7時間のドライブも、AIシステムの警告を何度も受けながら何とかラスベガスに到達する事ができました。

ドライブ介護のようなものですな。


人間はなかなかスマートになれないが、車はドンドンお利口さんになってます。


新車でのドライブはウキウキでしたが、しかしローン地獄と言う現実からは走り去る事は出来ません。



途中の町で早く払い終わるようにスーパーロットを買いました。



当たりクジもAIで教えてくれたら良いですね。