砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

「沈黙の艦隊」Amazon Prime でみました。

Amazon prime で映画を見れる事に気付き、Netflix では見れなかった物を探すと「沈黙の艦隊」があった。



3日がかりで8話までみました。


良かったですよ〜。


ずいぶん昔に原作の漫画は読みました。



海江田艦長率いる原子力潜水艦が、独立戦闘国家「やまと」と名乗り、核保有の問題と見せ掛けだけの日米同盟の限界を突きつけ、日本政府に真の意味での自立を決断させ、国連を巻き込んで世界政府の設立を提言すると言ったストーリーだったと思います。


1988年から96年まで連載された人気漫画だったですね。

当時はソ連崩壊や冷戦の終結などの激動の世界情勢で、唯一の超大国アメリカと如何に日本は有るべきかを問う内容に興奮しました。


漫画ではこの事件を契機にアメリカ大統領が「日本再占領」を計画するが、徐々に海江田艦長の理想に理解をして行きます。


原作者のかわぐちかいじ氏は今現在の世界情勢を見つめ、漫画「空母いぶき」では海洋覇権を狙う中国と沖縄諸島防衛で戦い、今の連載ではロシアの北海道侵攻と戦うと言う現実に起こるかもしれない衝撃的な内容の漫画を書かれてます。


一貫して、現実の緊迫した国際情勢の中で「日本はどうあるべきか」を読者に語りかけています。


高度なCG技術によって実写化されて、昔に読んだ漫画を思い出して良かったです。

続編に期待してます。


映画の中で官房長官が「この国は外からの力が働かなければ、変わらないのか!」と言う言葉。



そしてメディアが数字が取れなければ放送しないスタンスの中、上からの報道制約を破り、今起こっている真実をありのままに伝える為に戦うニュースキャスターの姿勢が印象的でした。



Amazon とかNetflix のように、日本の大手報道会社の影響を受けない作品の方が見応えありますね。


かわぐち かいじ氏は故郷の瀬戸内の海を見ながら動く独立国としの発想に「ひょっこりひょうたん島」の影響が強かったと言うのも面白い。


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