砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

アニュアルミーティング(年次総会)でのご褒美

今週末は会社の年次総会でした。


全米から責任者がラスベガスに集まったのは3年ぶりです。
コロナ禍で総会もZoom ミーティングでは続いたが、実際に会って情報交換出来るのは有り難い。


この一年は過去最高業績を挙げオーナーリターンも大きかったので、会議の合間にシルク ドゥ ソレイユのショーを楽しむご褒美特典もあった。


ソレイユのパフォーマンスの中でも評価の高いKAである。



ラスベガスで仕事を始めて14年、ギャンブルもゴルフもショーも観る事もなく、雨にも負けず、風にも負けず仕事をして来たワタクシです。(聞くも涙の物語り)
こんなご褒美があってもバチは当たらないでしょう。



まあ、本当の事を言えばソレイユのもう一つの有名なOショーは昔に観ました。


あの時はソレイユ チームの日本人メンバーが3.11東日本大震災の為にチャリティーパフォーマンスをされると言うので、私の支店から日本食材をドネートさせて頂いた。
そのお礼としてOショーのチケットを家族分頂いたのだった。


その超人的なアクロバット パフォーマンスと芸術センスに唖然とさせられました。



O 同様KAのパフォーマーンスも素晴らしかった。



今流行りのコンピュータ テクノロジーを駆使したハイテク演出だけに頼らない、空中パフォーマーンスが繰り広げられます。




1回の公演で100本以上の本物の矢が飛び交い、砂に見立てたコルクが1トン使われるそうだ。



今回の公演中も途中でアクシデントがあって、怪我人を救急搬送する為に20分ぐらいパホーマンスを中断された(命懸けのパホーマンスだ)。


さて、このショーの中で日本人パフォーマーが準主役的に活躍されている。



バトントアラーの高橋典子さんだ。


彼女のバトン捌きに注目し過ぎて、目が回ってしまったわぃ。


世界の舞台で活躍されている日本人を見ると嬉しくなりますね。


さて、次の年次総会も他のソレイユのショー鑑賞のご褒美貰えるように、お仕事頑張るとしよう。


え、ミーティングのビジネス的な事は書かないのかって?
そうですね〜強いて言えば「ビジネス成功の鍵はオプテミストである事」ですかね。




KÀ from Cirque du Soleil - Official Preview

ぬか喜びでは無い旅の計画

人生には喜びが必要です。


ぬか喜びが多い毎日ですが、何か楽しい事を探しながら生活しないと人生つまらないものです。


さて、最近私が暇を見つけては、密かにニヤケながら計画しているのが北海道旅行です。


札幌にいる大学の後輩が「生きてる内に会いたい!」と言うので、そう言われて行かない訳にはいかない。


奥さん亡くして、最近本人も救急車で運ばれたそうで、チョット心細くなったのかもしれない。

確かにお互いの年を考えれば、国を越えて会えるチャンスは少ない。


孫の面倒みながらの生活のようだが、寮で同じ釜の飯を食って、同じ時代を生きて来た者同士でなければ通じない世界もありますよね。


今では北海道も新幹線で行ける時代で、アメリカからならJRレールパスが使えるので便利だ。


北海道は修学旅行で行ったが、45年以上前の事で記憶で残るのは熊の彫物が重かったのと、摩周湖のデープ ブルー、阿寒湖のマリモの歌ぐらいであろうか。

ボーと皆についての行動だったので記憶に乏しい。



9月の兄の一周忌の後に何処かに行こうか思っていたのだが、札幌の後輩の言葉と奥様も「北海道の地を踏んだ事が無い!」と言うので、行って見ようと計画している訳だ。


帰国の度に思うのだが、旅の計画はワクワクして楽しいものです。

泊まる所、行きたい場所、見たいもの、会いたい人などを思い浮かべながら計画を立てる。


仕事中に計画を立てていると、ボスが横から見ているので「北海道の旅の計画たたているんだけど、実際に行ってからより、行く前のワクワク感が楽しいんだよね」と伝えた。


「おおっ、そうですか!じゃあもっと長いバケーションを取って九州にも行く計画立てたらいいですよ。

そして行く寸前にバケーションをキャンセルしてあげますから、また旅の計画を1から立てたら楽しさも繰り返されますね」と訳の分からぬツッコミを入れられた。



それじゃあバーチャルリアリティ(仮想現実)と同じなので、旅は実際に行かないとぬか喜びで終わりますよね。


新幹線は函館の北斗駅まで行くが、近くに大沼国定公園がある。



この駒ヶ岳も記憶にある。

修学旅行の思い出深い場所は、スケッチして後で絵にしたので覚えているのだ。


函館から近いので今回も行ってみようと思ってます。

せっかくの遠出なので絵の題材を色々と探してみたい。


まだ随分と日にちがあるので、暇つぶしには苦労しない。

今度はボスに隠れて密かに計画立てる事にしよう。

冷えは万病のもと

ラスベガスのアパートのボイラーが故障中でシャワーが使えない。


管理会社のブラックのオッチャンが突然やって来て「ボイラーから水が垂れているから修理して持って来る」と言ってから3日経っている。


さて困った。

「3日ぐらい大した事ない」と思われる人もいるでしょうが、魚屋は「臭い」も含む3Kの仕事なのだ。


しょうがないから10年ぶりにSpaに行って来た。

ベガスに人事になった当初は良く行っていたSpaだが、しばらく遠のいていた。


コロナ禍で閉鎖したかと心配であったが、逞しくもやっていると言うので行って来た。



昔は$20だったが$35に上がっていたが、このご時世

ガス代が高騰しているので仕方あるまい。



平日の3時なのでまだ人はまばらだった。



韓国系の経営なので石風呂やオンドル系の部屋もある。



3時間ほど居ただろうか。


サウナは暑いには暑いので汗ビッショリのサウナ修行だ。


色んな種類のサウナでしっかり身体を温めて、シャワーを浴びて帰って来た。


身体の芯からじっくり温まったので効果覿面、夜はコロって寝てから朝まで熟睡出来た。


実は日本から戻ってから睡眠障害で悩まされていた。


学生の時には居眠りして山手線を3周した経験があるぐらい、何処でも寝れる私が眠れないのは異常事態である。


夜トイレに起きる回数も多かったので、サプリ飲んだりマッサージしたりしてたのだが今一つ革新的な変化はなかった。


原因は茨城のお婆ちゃんの通やで身体がかなり冷えてしまったのかなと奥さんと話していた。


静岡育ちでロサンゼルスに住み、今はネバダ砂漠に生息する温暖地域生物の私に北茨城の2月は寒かった。


家族葬なのでお通に来られたのは真言宗のお坊さんだけで、丁寧に「枕念仏」をして頂いた。


大体30分ぐらいかなと思っていたら、念仏以外にも故人の趣味や生い立ち、私達夫婦のアメリカでの場所など大変熱心に2時間程お話しをしてくださった。


有り難い事に真面目なお坊さんなのだ。


北茨城の夜の畳は氷のように冷えるのだが、ご遺体がある部屋なので「枕念仏中」に暖房を付ける訳にはいかない。


これも供養と思い念仏を唱えるのだが、身体がしんしんと冷えて来る。

遂に妹さんの旦那さんなどは、ギブアップして部屋から出て行ってしまった。

私ら夫婦も念仏唱えながら、危うく昇天するかと思ったぐらいだ。


その時の冷えが尾をひいて、奥さんもアメリカに戻ってから体調を崩すしてしまったが、私もあれから体調不調が続き眠れなかったのだ。


しかし、今回のサウナ修行で北茨城の冷えからやっと解放されたような気がする。


ぐっすり寝れたついでに、奥さんとお寿司を食べに行く夢まで見てしまった。


「冷えが万病の元」と言うのは頷けますね。


ボイラーの修理が長引くようなら、もう一度Spaに行こうと思ってます。


日本は色んな所に温泉があるから羨ましいですね。

あれが長生きの秘訣かなぁ。