砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

冷えは万病のもと

ラスベガスのアパートのボイラーが故障中でシャワーが使えない。


管理会社のブラックのオッチャンが突然やって来て「ボイラーから水が垂れているから修理して持って来る」と言ってから3日経っている。


さて困った。

「3日ぐらい大した事ない」と思われる人もいるでしょうが、魚屋は「臭い」も含む3Kの仕事なのだ。


しょうがないから10年ぶりにSpaに行って来た。

ベガスに人事になった当初は良く行っていたSpaだが、しばらく遠のいていた。


コロナ禍で閉鎖したかと心配であったが、逞しくもやっていると言うので行って来た。



昔は$20だったが$35に上がっていたが、このご時世

ガス代が高騰しているので仕方あるまい。



平日の3時なのでまだ人はまばらだった。



韓国系の経営なので石風呂やオンドル系の部屋もある。



3時間ほど居ただろうか。


サウナは暑いには暑いので汗ビッショリのサウナ修行だ。


色んな種類のサウナでしっかり身体を温めて、シャワーを浴びて帰って来た。


身体の芯からじっくり温まったので効果覿面、夜はコロって寝てから朝まで熟睡出来た。


実は日本から戻ってから睡眠障害で悩まされていた。


学生の時には居眠りして山手線を3周した経験があるぐらい、何処でも寝れる私が眠れないのは異常事態である。


夜トイレに起きる回数も多かったので、サプリ飲んだりマッサージしたりしてたのだが今一つ革新的な変化はなかった。


原因は茨城のお婆ちゃんの通やで身体がかなり冷えてしまったのかなと奥さんと話していた。


静岡育ちでロサンゼルスに住み、今はネバダ砂漠に生息する温暖地域生物の私に北茨城の2月は寒かった。


家族葬なのでお通に来られたのは真言宗のお坊さんだけで、丁寧に「枕念仏」をして頂いた。


大体30分ぐらいかなと思っていたら、念仏以外にも故人の趣味や生い立ち、私達夫婦のアメリカでの場所など大変熱心に2時間程お話しをしてくださった。


有り難い事に真面目なお坊さんなのだ。


北茨城の夜の畳は氷のように冷えるのだが、ご遺体がある部屋なので「枕念仏中」に暖房を付ける訳にはいかない。


これも供養と思い念仏を唱えるのだが、身体がしんしんと冷えて来る。

遂に妹さんの旦那さんなどは、ギブアップして部屋から出て行ってしまった。

私ら夫婦も念仏唱えながら、危うく昇天するかと思ったぐらいだ。


その時の冷えが尾をひいて、奥さんもアメリカに戻ってから体調を崩すしてしまったが、私もあれから体調不調が続き眠れなかったのだ。


しかし、今回のサウナ修行で北茨城の冷えからやっと解放されたような気がする。


ぐっすり寝れたついでに、奥さんとお寿司を食べに行く夢まで見てしまった。


「冷えが万病の元」と言うのは頷けますね。


ボイラーの修理が長引くようなら、もう一度Spaに行こうと思ってます。


日本は色んな所に温泉があるから羨ましいですね。

あれが長生きの秘訣かなぁ。

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