砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

油断大敵

カジノ ホテルもクリスマス デコレーションに変わった。



アメリカは感謝祭が終わるとクリスマス挟んでニューイヤーまでがHoly season (聖なる季節)です。



聖なる季節なので基本的にはSin City (罪の町)と呼ばれるラスベガスは暇になる。


今週行われているAmazonコンベンションも嘗ての勢いは無く「暇だよ〜」と嘆くレストランも多い。


やはり一万人のリストラをしただけあって,リセッション(景気後退)の到来を感じているのだろうか。


今日はクリスマス ギフトをお世話になっているお客様に配りながら営業して来ました。

車の中はベルギー産チョコレートで一杯です。


営業中ちょっと気になったのが、町でインフルエンザが広がり始めた事です。


今日の朝のニュースでもラスベガスで2人の女性がインフルエンザで死亡したと流れていた。


コロナパンデミック前の統計ではアメリカは毎年2万から4万人が、インフルエンザで死亡しているのだから気を付け無ければならない。


今日行ったお店でも感染が広がり大変辛い目に合った話をきいた。

今年の冬は弱毒化したコロナより、鳴りを潜めていたいインフルエンザの方が怖い状態で主役交代の様相がある。


一時どんどんマスクを外す流れがあったが、ここに来て再びマスクを付けている人が増えて来たように見える。


年の瀬にコロナが終わったかと思ってカラオケや宴会ではしゃいで、感染して倒れる年末となるのは嫌ですね。

油断大敵です。


さすがに今日は久々にマスクを付けてお店をまわりました。

無駄を無くす楽しさ。

先週末は何とも引きこもりの日々を送った。


土曜日は半ドンなので帰りにインフルエンザの予防接種をしたので、次の日に少し影響出るかと思い何処にも出かけなかった。


コロナ ワクチン接種は3回やったが、既に弱毒化しているのでもう余り必要性を感じない。


日本に帰国する為には必修だったのでやったが、実は今アメリカもインフルエンザの方が怖いのだ。


夜になって少し頭が重かったが、まあ大した事なかったので掃除と整理整頓を始める。


今回はキッチンの戸棚の中の闇に手をつけた。


賞味期限が3年前に切れた物などザラに出てくる。


お茶やコーヒーの貰い物や旅行で手に入れた物を整理すれば半年分はありそうだ。


重複して買った調味料などもドンドン出てくる、さすがにもう食べれない物は捨てました。


随分と無駄が多いなと思い、何気なしに奥さんに電話すると、まるで鬼の首を取ったように「そのとうり、無駄の多い人生よ〜!」とツッコミを入れられました。


「使った物を元に戻せば探す時間が無駄にならない。

メガネや財布などは何時も決まった所に置けば探す無駄が無くなる。

服を脱ぎっぱなしにするのは、ホコリになるし片付けの時間の無駄」

と矢が三本ばかり突き刺さった。


まあ全て当たっている事なので反論の余地は無かったのだが。


そこで日曜日は食べ物の無駄を無くす為、今ある商材を有効に使い切るまで買い物をしないプランを立てた。


一旦やり始めると単身赴任のプロフェッショナル魂に火がつく。


会社で売れなくなったチョット弱くなった野菜で漬物をつくり。

いただいたジャガイモを使い肉じゃがを作る。

コレは絶品でした。



ボスの家の感謝祭パーティの残り物で2食分のメニューも出来る。


今週は食料の無駄を無くして、冷蔵庫を空にするつもりだ。


創造性が高まれば、こうした事も結構楽しい。


分からない料理のレシピは奥さんに聞いたりすると、共通の話題が出来るので話しが弾みますね。


今週末は本と雑用品の整理整頓をする事にしよう。

Once in a lifetime chance !

我が社で働いている若いアメリカン社員に、また何時もの悪い癖が出て来たようだ。


また転職を考えているらしい。


転職自体は悪い事では無いのだがこの4年で5、6回とは多すぎる。

しかも4年前も我が社で働いていて巡り巡って再就職なので、今度は身を入れて働くのかと思っのだがどうも続かないようだ。


まあ、24歳という若さではしょうがないのだが「転石苔むさず」というやつで、もう少し我慢すれば次の段階にプロモートできるのだが、同じ事を繰り返す仕事に飽きてしまう性格のようだ。

要は飽きっぽい性格


「あゝ今日も同じ仕事で、同じ人に会うのか、なんかつまんね〜」というので、「『一期一会』と言う言葉があるだけど、君に必要な言葉だよ」と言って説明してあげた。


英語では「Once in a lifetime chance」と言う。

かえって英語の方が分かりやすいです。


この茶道に由来する言葉は、この機会は二度と繰り返される事のない、一生に一度の出会いであると言う心得です。



マンネリ化しがちな仕事や人との出会いにも、この機会を一生に一度の出会いと思って誠意を尽くせば新たな発見や発展があるものです。


飽きっぽい割には頭の回転は良い子なので「Oh- That's nice ! I need it!」とは言ってましたがどうでしょうねえ。


次に彼が考えている転職先はUS ARMY(陸軍)ですが、それも彼には良いチャンスかもしれません。


最近身近で親しくしていた人の他界が続き、彼に話した「一期一会」を改めて噛み締める今日この頃です。


この歳になると一人一人、その度ごとの出会いの機会を大切にしなくてはいけないなぁと感じます。


本当に二度目の再会は無いかもしれないのですから。


好き嫌いが激しい訳ではありませんが、めんどくさがり屋なので自分からワサワザ話しかける訳でも無いので、もう少し努力が必要かなと思いました。


Once in a lifetime chance !


その出会いのチャンスを大切にしたいですね。