砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

オデブに挟まれました。

先週末も飛行機でロサンゼルスに帰っていたが、チケットが2倍だった。



利用客が増えればチケットは高くなるので、何か大きなイベントがあったのだろうか。



ラスベガスのMSG SphereでU-2のコンサートをやっていて大盛況とは聞いたが、他にもイベントがあったのかも知れません。


U-2の皆さん、お年なのに元気ですね〜。


今回の飛行機も少しでも節約する為に座席はランダムにした。(指定席だと3千円ぐらい取られるので)


そうすると人気の無い真ん中の席になる。


まあラスベガスからロサンゼルスは1時間ぐらいなので、窮屈な真ん中でもしょうがないと思ってはいるのだが今回は参った。


両側がかなりのオデブさんだったのだ。

窓側の白人のオデブのおじさんは静かではあったが、通路側の黒人のオデブのオジさんはビア樽を横にひっくり返した様な巨体。


身体の肉が席に収まりきれず、私の方に大分はみ出して来る。

キツイな〜と思いながらも1時間の我慢だ。


しかし、このオジさんは貧乏ゆすりを始めた。

その振動が肉を通じて私の体にブルブルと伝わって来るのだ。

う、う〜我慢、我慢!


飛行機が飛び立つと貧乏ゆすりは止まったかと思行きや、今度は激しいイビキが聞こえて来る。


思いがけ無い大変な苦行であった。



今回は夫婦の記念だったのでどうしても帰らなければならなかったのだが、車のドライブにも飛行機で帰るにも違ったリスクがあるものデス。


半年ごとに日本に行ったので今は節約モードの我が家。

デスカウント ショップでハンド ソープを買って、奥さんにささやかなプレゼントをしました。



その後はリサイクル センターに集めた空き瓶をキャッシュに変えに行きまし。

これが今回のデートだったかな。



大したお金にはなりませんでしたが。

はぐれバッファローにはなりたく無い。

最近Netflix のAnimals Channel を見ている。



下手なドラマより遥かにドラマチックだ。


動物好きな会社の同僚と動物話しで花が咲いていると「もし輪廻があって生まれ変わるとしたらどんな動物がいいですか?」と聞かれた。

昆虫類は悲し過ぎるので除外、アフリカや北米の動物の範囲にした。


まず熊のオスは子熊を殺すので鬼畜過ぎてアウト。



ライオンのオスも成長すると群れから追い出され放浪の人生。

群れのボスも生殖を終え弱くなるとメスから見切りをつけられ、より強い雄に追い出される。(前にもブログした)



カッコイイ イメージのライオン キングも老後は悲惨で放浪の末にハイエナなどの餌になるのだ。


「象はどうだ⁉︎強いぞ?」と聞くと、あれもお婆ちゃんがボスのメス軍団で、オスは発情期になると手を付けれないほど凶暴になって小像を襲う迷惑野郎だ。



鷲も酷い!2羽の雛の内で弱い方はイジメられ最後は強い方のの餌になると言う残酷物語だ。

正に弱肉強食!



ちょっと違うのが狼で、狼はオス、メスのペアで群れをまとめている。

要は父ちゃん母ちゃんで群れが共存し協力しながら一族を守って行く。



「俺、動物に生まれ変わるなら狼のオスがいいな〜」と言った。


すると同僚は「放浪バッファローって知ってます〜」と言う。



「サバンナで群れから離れた1頭だけのバッファローは危険だ」と言うのだ。


そうゆうバッファローは年老いたオスで、目もかすみ、耳も余り聞こえないので怯えて見境い無く突っ込んで来るそうなのだ。


そして最後はライオンやハイエナの餌になる。


65を超えた老いたオスである私としては、聞きたく無かった野生の真実⁉︎


「バッファローもやだな〜やっぱり家族愛がある狼がいい!」


そして同僚がポツリ「野生の世界はメスに逆らったら生きれないんですよ」

彼は娘3人の女系家族、全ての権限は奥様にある。


「そうか絶対に奥さんに楯突くなよ」とアドバイス。


「生まれ変わるのが動物なら、次は絶対メスだ」と彼は言う。


自然界も人間界も生きて行くのは大変ですな。

ゆるいセキュリティの時代

今日ラスベガスのアパートの契約更新があった。


20ページもの書類にそれぞれ電子サインをして行くのだが、内容を一々読んでる奴なんているのだろうか。(しかも英語だし)


もうちょい安くて良いアパートがあれば移りたいのだが、最近忙しくて探す時間も無い。


アパート借りるにも最近はバックグラウンド チェックが厳しくなりましたね。

一番大切なのは支払い能力が有るかどうかだが。


しかし、昔に比べてアメリカも自由度が無くなって来ました。

昔はアメリカに旅行に来て、そのままお寿司屋さんでバイトしている内に、ビザ取れて定住なんてざらにいた。


最近は厳しくなったので日本人寿司シェフが不足している。

昔みたいに職人さんを日本から呼ぶのも難しい。


そんな訳で全米の寿司シェフの70パーセントぐらいは日本人では無い状態です。


この傾向はやはり9.11テロの影響ですね。

セキュリティがかなり厳しくなっている。


昔は飛行機乗るにも大したチェックも無かった。

あんなテロがあったので飛行機のセキュリティチェックが厳しいです。


そう言えば33年ほど前の話だが、ニューヨークからサンフランシスコに帰らなければならず、安い交通手段を探していた。

すると女性の友達が「飛行機のチケットあるけど使う?」と聞いて来た。

何でも病気で行けなくなりキャンセルも間に合わなかたそうだ。

「ラッキー!」と思いチケットの名前を見てビックリ!

Marina Laprxxxと書かれてある(正確には覚えてませんよ)

「マリーナって女性の名前だよね⁉︎」と聞いたが、かなりいい加減なアメリカ人で「大丈夫 大丈夫分かりはしない!」と言う。


「いや〜バレるよ、そもそも東洋人の名前じゃ無い」と不安がると「じゃあコレでも着てけ!」と使い古しの女性のジャケットとピンクの帽子を渡された。



まあ、そこまで言うならと思い、次いでに口紅塗ってサングラスして空港に行ったが不思議とスンナリ乗れました。(ちょっと内股で歩いた)



当時はIDの提示義務も無く、今では考えられないほどセキュリティがユルかった時代です。


その話を今日会社の友だちにしたら、かなりウケまして「写真を撮って有れば良かったのに〜」と残念がられた。


まあ今の時代は男性が女装しようが、かえって何の問題も無い時代になってしまいましたがね。


その点では今の方がゆるい時代かな。