砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

ふるさとの夏の富士

今回は兄の一周忌の為の帰国でした。


昨年の葬儀では突然の事で、ふるさとの街並みもゆっくり見る事も出来ませんでしたが今回は少し時間の余裕をとっての帰国です。


危険な暑さが続くと聞いていましたが、ネバダ砂漠の住人にとっては暑さより湿度が気になりました。


静岡駅の近くにホテルを取ったので、朝の散歩がてら歩いた。


静岡は今「どうする家康」で沸いてます。



愛知県人には三河は静岡では無い!と言われますが。



変わらぬ街並みと変わりゆく街並み。


年を取れば昔の面影を懐かしむものですが、時代の流れにはあがなえないですね。


そんな中で雄大な富士と静岡茶がふるさとを体感させてくれます。



町を歩けばデザインされたマンホールに少しほっこり。



静岡と言えばちびまる子ちゃん。



変わらぬ物と言えは法要が行われたお寺の講堂。

昔から変わらぬ景色に安心感を覚えます。



今回は敬愛する兄の一周忌と母の三回忌が行われました。


法要を終え、法事として食事会(御斎)が親族で行われたが、兄の子や孫、弟の子や孫達など親族が集まり故人を偲ぶ楽しい法宴となりました。

食事も美味しかった。

アメリカでは葬儀の後に、こうした故人を偲ぶ集まりは無いので仏教もいいですね。


母の看病と兄の看病でご苦労された兄嫁に心から感謝です。


全てが終えて夜ホテルに帰りベットに入ったが、眠りに入る前に亡き母の笑顔が目に浮かんだ。


ずいぶん前だが母が施設に入った後、帰国して見舞いに訪れた時に見せてくれた笑顔だった。

老人性鬱だったので介護士さんが「久々に素晴らしい笑顔を見せて頂きました」と言って下さった笑顔だった。

母も三回忌も無事終わり、微笑んでくれたのだろうと思いました。



ふるさとを後にする新幹線の窓から見える富士を見ながら、親族の幸せを祈りました。

裾野が広がるのは良い事ですね。


「法宴に 子らの賑わい 夏の富士」

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