砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

60代のライフスタイル

最近、奥さんがストレス解消に見ているYouTube がある。

一つは猫の動画だ。

「この猫、甘やかし過ぎ!」と言いながらも結構見ている。



もう一つが「夫を亡くし60代一人暮らし」とか言うものです。

60代で夫を亡くし3人の娘も自立して、一人暮らしの料理や生活の知恵を教えてくれて勉強になるそうだ。



「う〜ん、オレまだ生きているけどなぁ〜」と伝えたが「いつも居ないから、おんなじ様なもの!」と言われてしまいました。


それじゃオイラも「60代オジサンの一人暮らし」とYouTube で探してみると, ゾロゾロと寂しいおじさん達のライフスタイルが出て来ますね。


奥さんが言うには「老後に大切な3つのモノって知っている?」と聞いてくる。

「お金と趣味と健康かな?」と答えると「お金、筋肉、友達の3つ」とそのYouTube で言っていたらしい。


健康と言っても色々あるけど、筋肉の衰えが老化を加速されると言う。


「お〜筋肉か!」と妙に納得しました。


実は2か月ラスベガスのアパートに居候していた社員が、お世話になった御礼という事で本を下さった。


彼の奥さんも最近癌を克服した方なので、色々勉強されたらしい。



著者の石井先生も自ら2度のガンをスロースクワットで筋肉を鍛えて克服したそうだ。


早速やってみましたが、いや〜キツかった。


スクワットはやってましたが、このスロースクワットはキツイ。


自分も昨年末の病で随分と筋肉落としてしまったようだ。


大体のやり方はわかったので、本は奥さんにプレゼントしました。


「お金、筋肉、友達」


確かにそうですね。

納得。

会計のお姉さんの新たなる旅立ち。

創業以来、我が社の会計として働いてくださった方が帰国するので、昨日は焼肉歓送会となりました。


今ではビジネス順調な我が社も、創業時は大変で銀行からの信頼を勝ち取るまでは会計上の苦労が多かったと思います。


特にコロナパンデミックでは、存亡の危機で会計のやり繰りは想像を絶するものでした。


その苦労もあってか彼女も倒れてしまい、集中治療室に担ぎ込まれ半年ほど意識不明の状態でした。

(新型コロナでは無く急性肺炎)


しかし不死鳥の如く奇跡的に意識を取り戻し、脅威の回復力で2年経った今では杖を使えば歩けるし、車の運転までに出来るようになりました。

会計ならではの根性でしょうか。


営業経費のレシートを提出しても、物の見事に必要経費か無駄経費かを見抜き「これは経費で落ちません‼︎」と鋭い目と会計オーラーでハネ返されます。


私も蛇に睨まれたカエルのように何度もビビったものです。


チョット古いですが、推薦ドラマは言うまでもありません。



私も「コレを見よ!」言われました。


そんな会計のお姉さんも病気で退職後、アメリカに留まるか日本に帰国するか悩まれましたが、このたび日本に帰る事になりました。


最近わたしの周りでは、老後は日本と言う方が多いです。

人それぞれ事情が違いますが、祖国を終焉の地にする気持ちはよく分かります。


私は最後までアメリカかな〜

「ふるさとは遠きにありて思ふもの」といったところでしょうか。


さて、焼肉食べながら彼女の意識が無かった時に見た長い夢の話しを聞きました、



プライベートな事なので詳しくは書けませんですが「私は霊界を見て来た!」と言う映画を作ったら良いではないかと思うほど不思議な色んな世界を見て来たようです。


帰国前にアパートの片付けをしているので、小型の炊飯器とフライパンを頂きました。


あと4年残された私の単身赴任生活には有り難い品です。


会計では鬼に成りますが、普段は3歳上の心優しいお姉さんなのです。


長いアメリカ生活を終えて、日本での新たな旅が楽しいものである事を祈ります。

謎の魚ウナギの完全養殖成功。

日本のニュースを見ていたら「ウナギの完全養殖」の取材をしてやっていました。



2010年に国立の水産機構が完全養殖の道を開いたが、今回は近畿大学での成功で世界初の快挙だそうだ。



日本凄い!近大凄い!


ウナギは古来から初めと終わりが分からない「謎の魚」とされて来ました。


川や池の泥の中に生息するので賢人アリストテレスをして「どろから生まれて来る」とまで誤解させたほどです。

駿河っ子なのでウナギと言えば浜名湖で、子供の頃はここで取れる淡水魚と思ってました。


実際、家の近くの吉田川や巴川で爺さんがウナギを捕まえて来た思えがあるので、淡水魚と思ってもしょうがない。


このニホンウナギ(ジャポニカ種)が遥か遠い遠いマリアナ海溝で生まれて、長い長い旅をして来たなど夢にも思いませんでした。

(ヨーロピアン ウナギ(アンギュラ種)はサルガッソ海)



ウナギの生態に関しては随分と昔から色んな学者が調査して来たが分からなかったそうです。


ウイーン大学の若き医学生がウナギの生殖機能を探す為、400匹ものウナギを解剖しまくって論文を書いたが、結局は解明出来ませんでした。

この医学生の名はジークムント フロイト。

後に精神分析学の父と呼ばれる彼です。



「無意識の研究」「夢分析」で有名だが、きっと彼の夢にウナギが化けて出て来ていたに違いあるまい。


ニホンウナギは絶滅危惧種としてレッドリストにのるぐらいに、漁獲量が激減しています。


私ら魚屋としてもウナギが店のメニューから消えてしまうのは辛い。


アリストテレスもフロイトをも超えた近大の研究者に頑張って頂いて、美味しいウナギを安く食べたいですね。