砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

マリブのさざ波

先週末はロスに帰ってました。


息子夫婦が「父の日」の為にわざわざニューヨークから来ると言うので帰らない訳にはいきません。


せっかくなので車で50分ぐらいで行けるマリブ ビーチに行く事にした。



ロス近郊のビーチの中では人気のビーチだ。


残念ながら午前中は霧が出てカリフォルニアの青い空とはならなかったが、おしては返す波と戯れると童心に返らせてくれる。



大学生の頃、ロッテのチョコレートに「マリブのさざ波」なる大人のチョコレートがあった。



高級チョコレートなので一回だけ食べた事があるが、食べながら「マリブのさざなみって何だ?」「何処だろう?」と思っていた記憶がある。


息子達が小さい時にベニス ビーチ近辺に住んでいたので、マリブも子供連れて磯遊びをした思い出の場所だ。



夕食はもちろんお寿司。

ボスに南アフリカのバチマグロを安く分けて頂いたので、私の素人握りですが家族は喜んでくれました。


奥さんに「父の日なのに何故そこまでやるかなぁ」と言われるが、せっかく遠くから来てくれたのだからオモテナシだな。

家族の笑顔が一番の「父の日のプレゼント」ですよね。


夕食後に父の日のプレゼントをもらったが、先回の日本旅行の時に買った「姫路城の木組みセット」。



うーん、中々シブいチョイスだね。暇が出来たら作ってみようかな。


中々忙しい父の日でした。


トイレのピクトグラム(案内用図記号)

先回、意外な日本発祥の物をブログしたがもう一つ忘れてはならない物がある。


トイレのマークだ。


外出してお漏らししそうになった緊急事態には、このマークを見ると一安心ですね。



この記号はピクトグラム(案内用図記号)と呼ばれますが、これは1964年の東京オリンピックの時に誕生したそうです。


アジアで初めて開催される東京オリンピックを、一目見ようと世界から人がわんさか集まる。


そうした人達がトイレ難民となって混乱しないように考案されたのが、ズボンを履いている男性を青くし、スカートをはく女性を赤くしたトイレのピクトグラムだ。


これならら文字が理解出来なくても、何となくわかりますよね。

天才的アイデアだと思います。


日本からはじまったこのトイレのピクトグラムは、今や世界中で使われてます。

日本発祥と聞くとなんとなく誇らしい物です。


今ではご当地トイレのピクトグラムもあるそうです。


このへんなら「なるほどね」と頷けるが、中には良くわからないのもある。



これはやりすぎ、クラーク博士はわかるが何故女子が時計台?


さて、日本はLGBT関連でトイレのピクトグラムも変更もせにゃならんようだ。

三つのマークが必要となるのかな。


何となく変ですよね。半分ズボンで半分スカートって変態的。


この真ん中のピクトグラムでは、おデブちゃん用かなと思ってしまいます。


では、LGBT先進国であるアメリカはどうなっているでしょうか。


ホテルなどのトイレに行く度に写真撮ってみました。


コレはラスベガス空港のトイレ。


性別の問題よりハンディキャップの方を気遣うピクトグラムが多いですね。


トイレがどうだこうだでモメるのは日本特有の変なこだわりの文化何でしょうか。


Caesars Palace Hotelでは女子トイレのサイズが男子トイレの役2倍。

奥の小さいのが男子トイレです。コッチの方が差別では。


最近では真ん中にファミリー用トイレを作る事で問題解決させてます。


チョトおっちゃんが立っていて見えにくいですが、このピクトグラムです。



日本の変態的ピクトグラムではなく、ファミリー用を作ればどちらも使用出来ますから事は済むと思いますがね。


Virgin Hotelのトイレのマークはリチャード ブランソン会長をもじったのだろうか。




スターバックスのトイレを借りたら、最近大改造して男女を分けないで全部個室になってました。



さすがに資金がある会社は違いますね。


日本食のレストランでは間違い起こりにくいトイレのドアもあります。




さて皆さんどうでしょうか。

アメリカのトイレは性別より身障者ケアーの方が大事と捉えてますよね。




しかし、トイレの前で写真撮り続けていると変態と思われるので、そろそろトイレのピクトグラム研究は止めます。


さて、コレは変なの入ってきたら殺すというピクトグラムでしょうか。


意外な日本人の発明品。

ラスベガスも来週から華氏100度(摂氏37.8)を超えて、ギラギラの砂漠の夏となる。


日曜日のチャーチはアロハシャツを着て行って来た。

私の他にも何人かはアロハシャツだった。


首元が広く開いたアロハシャツは風通しが良いだけではなく、明るく開放感がありますよね。


何時もは地味な会社のポロシャツなので、日曜日ぐらいは服だけでもパーと明るく行きたい。


さてこのアロハシャツはハワイの正装となるまで浸透し、人気のハワイのオミアゲとなっているが、日本人の発明品とはご存じだろうか。



明治初頭にサトウキビ栽培の労働力として多くの日本人がハワイに移住しました。

彼らの働く農園では風通しの良いポルトガルのパラカという作業着が愛用されていたそうです。


移民達は皆貧乏で、日本から持って来た着物や浴衣で擦り減って着れなくなった物を、パラカタイプのシャツとして子供達に来させていたそうです。


ハワイの気候に合った風通しの良い開襟シャツとエキゾチックな和柄が妙にマッチして,その後大人気商品となってしまいました。


日本人が発明したのは乾電池、インスタント ラーメン、青色LED(発光ダイオード) だけでは無かったんですね。


最近知った事ですが、スリッパも日本発祥だそうですよ。



これも明治初期、開国により西洋人がドンドン来日するようになると、靴を脱ぐ習慣が無い彼らは宿泊しているお寺の畳みの上も土足で上がっちゃう。


「しょがねえな〜」という事で、発案されたのがスリッパだそうですよ。


意外でしたね。


更に意外なのはビーチサンダルも日本発祥。

キッカケは「ゾウリ」だそうです。

確かに藁をゴムにすればビーチサンダルですね。



「草履」にヒントを受けたイタリア系アメリカ人のデザイナーが兵庫県明石市のゴム製品メーカーにアイデアを持ち込み作ってみたら世界的大ヒットとなったそうです。



古き良き日本の物には、まだまだヒット商品のアイデアが潜んでいるかもしれませんね。


次の日曜日は長男夫婦がニューヨークから来るので、一緒にカリフォルニアのビーチをアロハシャツとビーチサンダルでユックリ散歩するとしよう。



だって、次の日曜日ってファーザーズ デイだからね。