砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

信じた私がバカでした。

2週間前にアパートのエアコンが壊れたのだが、まだ直らない。


ここは砂漠の街ラスベガス、猛暑の真っ只中でエアコン無しは辛いものです。



「何でまだ直さないのか⁉︎」と言われるが、私も生死に関わる問題なので何もして無かった訳では無い。


アパートのマネジメント オフィスに「暑さで死ぬド〜‼︎ 何とかせいや!」と言ったのでアパートの修理担当者が来たのだが、これがお話しにならない。


ブラックのオッちゃと入れ墨だらけのホワイトのあんちゃんが色々いじくって「なおったぞ!」と言うのだが、ファンは動けど風は一向に涼しくならない。


苦情は再度出したのだがダメだ。

要は彼等では修理出来る能力がないのだ。


プロを呼べば済む事なのにケチなのだ、持久戦に入る。


会社の同僚からも「身体壊すからブチ切れて怒鳴り込め」とか「ホテルに泊まって請求書を送りつけろ」などなど過激なコメントを頂くが、どうも私のキャラでは無い。


とりあえず一時的な解決策として、

安いポータブル エアコンを探して見たら、一つ面白そうな物があった。


Chillwell 2.0 と言うコンパクトな機械だ。



この宣伝だけを見れば中々の優れ物である。

中にあるファンの風が、その前にあるマス状の最新テクノロジー冷却装置を通過して冷房になるそうだ。


しかし、使ってみれば違いました。

この青いマス状物のはただのマスです。



上から氷を入れて冷やすとか、冷たい水を入れたらもっと冷えるとか書いてある。(当たり前でしょ!)



アンビリーバボ〜な暑さにアンビリーバボ〜な期待外れ。

最初の30分ぐらいは涼しいが、あとは扇風機とさほど違わない。


コレは天才的発想!と宣伝していたが、コレなら扇風機の前に凍ったペットボトルを置いた私のアイデアは超天才だ。




宣伝信じた私がバカでした。


アパートメントシェアーしているアメリカンSさんもついにキレて、州政府の住宅環境ナンタラ局に、このアパートメント マネジメント オフィスの怠惰をレターにして書いて送った。


すると昨日オフィス マネージャーが「すぐに何とかするから〜」と詫びの電話が入ったと言う。


そう、初めっから手を抜かないで新しいエアコンに換えてくれれば、お互い嫌な思いをする事もなかったのにと思った。

アパート マネジメント オフィスの弱点を知る事が出来たのは良かったかな。


さて、今週末はエアコン効いた部屋で快適に過ごせそうだ。


このポータブル エアコンはどうしようか。

(Amazonだから返品できるかな)

藁をもすがる思いで買ったのが不味かった。

藁は藁である。


やはり暑いと頭がボーとして、冷静な判断が鈍りますね。

ロボタクシーの時代

最近ラスベガスの町で変わった車を良く見かける。


トヨタのハイランダーなのだが、上に奇妙なセンサーらしい物を仰々しく付けて走っている。


「ZOOX 」と言う聞き慣れない会社だが、自動運転の実験をしているんだろうなぁ〜とは思っていた。


しかし、近日あまりにも見かける回数が多いので、何処が資本を出しているのか調べて見た。





何と天下のAmazonの子会社でした。

2020年にAmazon傘下に入ったカルフォルニア生まれの完全自律型電気乗用車を目指す会社だ。



目指すはロボットタクシーだそうで、今年2月カリフォルニアのDMV(車両管理局)からの認可を受けて公道を走った(従業員乗せて)。



このロボタクシーはハンドル、ペダルも無いのだから小さい箱見たいだが結構ゆったり4人は座れます。



ラスベガスのように複雑では無い交通環境では、意外と早く実用化されそうです。


しかしAmazonは強いですね。

Amazon Lab126のようなハードウエア製造会社

Amazon Alexa のクラウド バーチャルアシスタントのAI技術

Kuiper systemの地球規模の衛星通信サービスまで傘下に押さえ、今度はロボタクシーだ。


これの完成度が高いとUberが潰れます。


引退してロスに帰ったらUberドライバーでもやろうと思っていたが、そもそもドライバーが必要では無い時代圏内に入ってきました。


人間の仕事がどんどん無くなって行きますね。


喜んで良いのか、悲しんで良いのかよく分からないです。

人生後半の誕生日プレゼント。

今週末はロサンゼルスだった。

さすがに奥さんの誕生日は家に帰りませんとね。


さて、人生も後半になってくると誕生日プレゼントを選ぶのも難しいものです。


サプライズを狙っても人生の荒波を乗り越えて来た年齢なので、ちょっとやそっとの事では驚いてはくれません。


服などの身に着ける物は好みがあるし、キラキラ系は高くて手が出ません。

となると食べ物となります。


と言う事で今回は歩いて5分の所にある焼き肉屋さんに行ってきました。

(近所なのだが今まで行った事が無かった。)



雪岳山(ソラクサン)と書いてあったのでてっきり韓国の焼肉屋さんかと思ったが、どうもチョット違う。


ハングルが何処にも無いのだ。

もっと驚く事に英語が全く通じない、仕切りにチャイニーズで話しかけて来る。


メニューが出てこず、入口にあるメニューを写メして番号でオーダーしろと言う事らしい。


All you can eat なのだが勝手が分からず戸惑いながらオーダーする。


確かに韓国焼肉のスタイルなのだが、タレもキムチも何かが違うタイプだ。

どうもチャイニーズ、たぶんタイワニーズが経営しているようである。



だが斬新で美味しかったと思う。


慣れないのでAll you can eatにもかかわらずビクビクしながらオーダーした小市民の私達です。


食べるだけでは満足出来ませんね。

ショッピングモールにあるマッサージにも行きました。

ココも全く英語が通じないチャイニーズ。


何を聞いてもOK しか言わない。

あんなに英語が出来ないのに、しっかりビジネスやっている根性に感服した。


ついでに映画も観てきました。



Mission impossible です。

奥さんはトムクルーズのファンなのですが、あまりのアクションの連続にビックラコン!

(かえって疲れました)

夜は私の描いた油絵と、掃除が楽になる電動ブラシをプレゼント。



電動ブラシは「私にもっと掃除せい!と言うことかい⁉︎」と微妙な笑顔でした。


まあ何とか無事に今回も誕生日をクリアーしました。