砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

AIと共にある生活。

世界最大のエレクトリック見本市CESも明日で終わる。

やはり最後までレストラン業界は盛り上がらなかった。


ホテルの稼働率も今一つで、2週間後のコンベンションが重なる時の方が, ホテルの部屋は埋まって忙しいらしい。


早朝、会社に急ぐ途中にみぞれが降って来たが、私の心も寒いぜ。

やはり年始めのビジネスはパーと景気良く行きたいものです。


今回のCESコンベンションは「AI (人口知能)と共にある生活」と言った所でしょうか。



AI (人口知能)がそんなに凄いのなら、我が社も導入して仕入れの予想を是非ともお伺いしたいものです。



今や、家の中の生活の隅々までAIがサポートしてくれる時代が来ているようだ。


エンターテイメントからホームセキュリティ、掃除に料理の献立、ヘルスやスケジュール管理などもサポートしてくれる。

少々ボケても、AI ロボットが介護してくれるので大丈夫だ。




モービリティもAIが搭載されて、より進化して行くそうです。


AI搭載の車も既に実用化の時代に来ています。



今回のCESにもSONYとHonda が組んで作ったAFEELAは注目を浴びていた。


新世代のEVのコンセプトを作ってくれるかもしれません。



車は走るスマホ、走るエンターテイメント空間の様になる。

もちろん事故を防ぐ為に色んなテクノロジーが満載されているようです。



しかし、まあ最初は高くて手が出ないでしょうな。


今年は車を買い換えようと思ってますが、とりあえず年齢に合ったコンファタブルな車なら何でも良いかな。


朝早い仕事なので、昼に車の中でゆっくり休めるサイズが良いのデス。

今乗っているプリウスも大変気にいってるが、意外と大柄な私としてはもうチョット余裕が欲しいですね。



しかし、テクノロジーの進歩のスピードは凄いですね。

小学生の頃、金持ちのボンボンが学校にデジタル時計を持って来て見せびらかせていた。


当時の小学生だとアナログの腕時計さえ持っていない。

「スゲ〜いくらなの?」と聞くと「3万円だよ」と言われてショックを受けたのを覚えている。

アンパンをいくつ買えるか指折りかぞえたものだ。


そんな未来人がつける腕時計を拝めるとは!と思ったが、今では子供の景品でデジタル時計貰っても嬉しく無い。

確か時間しか見れなかったから、100円ショップにあるやつの方が物がマシなのだ。


アレから50年!

当時の人間が今のスマホを見たら腰を抜かすだろう。


それを考えたら10年、20年後の車や生活が、AIによって腰を抜かすような世界になっているかもしれませんね。





楽しみデス。

長生きしなくっちゃ。

母子のトンカツ パーティ

いよいよ明日からCESコンベンションが始まるが、忙しい兆候が全く感じられない。


全米から18万集まり、今年は「AI技術の商業ベースにした世界最大の展示会」と言われているので、先端技術を持つ会社や国がしのぎを削る4日間だ。



しかし、まだ期待するほど人が集まって来ていない。


原因を色々調べてみるとテキサス、カンザスなどの中西部でストームが発生し、移動が困難な状況であるらしい。



ラスベガスに来る飛行機も随分キャンセルになっているようだ。



コレは困った、またまた仕入れの予想がハズレるかもしれない‼︎。


でも天候まではどうしようもないですよね。


そんな事を気にしてか、昨夜は眠れなかった。


何処でも寝れる私としたら、極めて珍しい事だ。

かつては居眠りし過ぎて山手線を降り忘れて3周した男である。


随分と神経質になったものだと自分でも驚いた。


そんな折にロサンゼルスの奥さんに電話したら、今日は息子達とトンカツを作り「美味しかった〜」と満足そうである。


年末から長男夫婦が休暇で来ていたのだが、嫁さんはシカゴでビジネスミーティングがあるので昨日立ち、長男だけ4日ほどロスに留まっている。


奥さん曰く「長男と次男が手伝ってくれて3人そろうとチョード安定するんだねぇ〜。アナタは何時も居ないから影が薄いわよ〜」


なんか明るくそう言われるとチョット寂しいものが有りますね。


ユダヤ系の嫁は豚を食べないので、この機会に母子でトンカツ作ってたらふく食べる「トンカツ パーティ」をやったそうです。


「嫁のいない間に何とやら」だ。



「いいなぁ〜」と思いながらも、明日からのCESに向けて今日はしっかり寝るとしよう。


トンカツの夢を見そうである。

ラスベガスの新年

新年早々、取引先のお店に新年の御挨拶でまわっていますが、立て続いて起こる日本の悲劇に Happy New Year よ言うより「Safe New year」(安全な新年を)と言った気持ちです。


景気は気分が大きく左右すると言いますが、ラスベガスの新年も今一つパッとしないですね。


新年を祝うカウント ダウンは大きなビジネス チャンスでしたが、ホテル レストランのシェフと話しても昨年から25%ダウンしたという。


原因の一つは年末に全米に流行った風邪。

我が社も殆どの社員が風邪ひいてました。


そして景気が今一つパッとしない為。

それと家族連れは多いが、お金をじゃんじゃか使うハイローラと呼ばれるお金持ちが少なくなった事でしょうか。



新年のもう一つのビック チャンスは世界から18万人が集まる世界最大のエレクトロニクス ショーCES コンベンションが来週から始まるのですが、これまた予想が付かず困っている。



日本からの鮮魚の仕入れ量のさじ具合は、毎年頭が痛い。

シェフ達も毎年状況が違うので、蓋を開けてみないと忙しいかどうかはわからない訳だ。


もう一つ頭が痛いのが昨年12月22日にバイデン大統領が、ロシア商品の輸入制裁対象を拡大した事だ。


大半は私達のビジネスには関係無いのだが、ただ一つ困るのが雲丹だ。


良い雲丹が北方四島で取れるのだ。

「あれは日本の領土です!」と言い切る事は出来るが、現実はかなりややっこしい。


今年の北海道雲丹の高騰はさけられ無いでしょうね。




確かにラスベガスの町はどんどん大きくなり、カジノ ホテルもどんどん出来ている。


人口が増えているのはカリフォルニア州の不動産価格の高騰で、比較的まだ安いラスベガスに移って来ているようだ。

しかし、いくら人口が増えても、主要産業がカジノ リゾートなんだから、お金持ちがギャンブルでお金落としてくれないと町は潤わないのですよね。


ラスベガスに来て14年目、今年もどんな荒波、砂嵐が待ち受けているのだろうか。


何とか波を乗り越えながら穏やかな良い年にしたいものです。