砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

叔父さん達の世代

我が家では家族や親戚を呼ぶ時はなんでも「ちゃん」を付けた。

まあ、お爺ちゃんお婆ちゃんは一般的だが、お母ちゃんお父ちゃんとなるとだいぶ少数派です。


兄弟もマーちゃんとか、サトちゃんとなり、叔父さん叔母さんにも、これまた名前にちゃんを付ける。


子供の時は全国共通一般的な呼び方と思っていたが、上京してからは友達に「チョット変」と言われました。


さすがに叔父さん叔母さんには「さん」が一般的ですが「ちゃん」付けするぐらい親族が仲が良かったのだと思います。

(Yahoo で検索すると一説には関西寄りからか、静岡の南部に「ちゃん付け」の傾向が強いとそうだ。)



昨日叔父さんの正巳ちゃんが他界されたと連絡を受けました。

もう少しで90歳でしたが、突然の訃報で残念です。


古い農家であった我が家の周りには、それぞれ歩いて20分範囲に3人の叔父さんの家がありました。


両親が畑仕事で忙しかったので、よく兄弟でそれぞれの叔父さんの家に遊びに行ったり、遊びに連れてもらったりしたものです。


それぞれの叔父さんに特徴があり、働き者の福ちゃん、ちょっとヤンチャなヤスオちゃん。

そして正巳ちゃんは会社の社長さんだったので農家とは違い、何かハイカラな特別な雰囲気に子供心に憧れていた覚えがあります。


父を含め叔父さん達は、戦後の焼け野原から日本の高度成長期を支えて頑張ってこられた世代です。

あの世代でなければ分からない苦労も沢山あっただろう思います。



そんな3人の叔父さんも皆んな他界されてしまい、子供の頃に可愛がって頂いた思い出に暫し浸りました。


海を越えてですが、心よりご冥福をお祈りします。


そう言う私もはや人生の第4コーナーにさしかかりました。

父や叔父さん達の世代が家族を守る為に一生懸命生きて来たように、私もゴール目指してもう一踏ん張りしようと思います。

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