砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

生命の大河

「萬物(ばんぶつ)は

生まれ、育ち、活動するが

すべては元の根に帰ってゆく。


それは、静けさにもどることだ。

水の行く先は--海

草木の行く先は--大地

いずれも静かなところだ。

すべてのものは大いなる流れに従って

定めのところに帰る。


それを知ることが智慧であり

知らずに騒ぐことが悩みの種をつくる。」


老子の言葉だ。




最近親族や友人の他界が続きチョット気が滅入ってますが、こんな言葉を聞くと少し気が楽になりますね。


荘子曰く

天は私に肉体を与えてこの世に生み

人生を与えて苦労させ

老いを与えて安らがせ

死を与えて休ませる」


老荘思想は自然体の生き方(無為自然)を教えてます。


若い時には全然ピンと来ない考えでしたが、最近は味わい深いなぁ〜と感じるようになりました。


美空ひばりの「川の流れのように」の歌ではありませんが「青いセセラギを聴きながら、穏やかにこの身をまかしていたい」人生でありたいものでございます。



聖なる川ガンジスもヒマラヤから流れる清らかな水が、下流ではゴミや色んな物を捨てたりするのでかなり濁って汚染されていると言う事です。


人生が生命の川の流れであるなら、青く清らかな大河にしたい物です。


変なゴミを投げ込む事なく、天に与えられた生命を正しく全うすれば「生命の大河」は無事に母なる海に帰って行けるのですね。


今日は老荘化した私でした。


「あゝ川の流れのように〜」

..,,,,,,この歌もかなり老荘思想入ってますよね。

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