デスバレー(死の谷)とデスルーム
今週の初めはデス バレーで観測史上2番目の世界最高気温記録をマークしたそうだ。
どうりで暑いわけだ。
一部ネバダを含むカリフォルニアとの州境にあるデスバレー国立公園は「悪魔の巣穴」の池や、「悪魔のゴルフコース」などの物騒なネーミングの場所が多い。
そもそも19世紀中頃、カリフォルニアのゴールドラッシュで100台の幌馬車隊がこの谷で道に迷い、死人を出しながらも命かながら脱出した時、団員の1人が「グッバイ デスバレー(死の谷よさようなら)」と言った所から名付けられたそうだ。
ここは海抜マイナス86メートルの谷で、北米では一番低い場所です。
今日会社で、会計の女の子が「2年前のコロナ期の夏に、デスバレーのゴルフ場でゲームをして来たぞ!」と自慢げに写真を見せてくれました。
水も何も無い死のイメージだったが、デスバレーにもオアシスの町Furnace Creek があり、世界で一番低い場所にあるゴルフ場も有るそうです。
世界最高気温に近い所で、さらに北米で1番低い場所で遊ぶのがトレンドと考える人が多いようで、この過酷な暑さでも結構ビジターはいるみたいですよ。
私はまだ行った事は無いのだが色々面白そうなので、退職してロスに帰る前に一度は行ってみようと思っています。
さて、今週世界最高気温に近づいたのはデスバレーだけでは無いかもしれない。
こんな砂漠の気温上昇の中、私のアパートのエアコンが壊れたままなのだ。
室内最高気温記録を更新して96°F(35.6°C)は暑いぞ〜。
まさにデスバレーに匹敵する デスルームだ。
アパートのマネジメント オフィスにクレームを入れたが「業社が忙しい過ぎて予約が取れない」とふざけた事を言う。
「室内熱中症で死ぬド〜!」と言ったが、いつ修理することやら。
しかし人間「窮すれば通ず」ものである。
「扇風機の前に大量のアイスパックを置いて、風を冷やしてみたらどうだろうか」と閃いた。
幸い会社には大量のアイスパックがある。
早速試してみた。
オ〜コレはジーニアス!天才的アイデアだ!
確かに室内温度は84°Fまで下がった。
問題はアイスパックがいつまで凍っていてくれるかだが。
「グッドバイ デスルーム!」と言えるのはまだのようです。