砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

アドベント(待降節)

カトリックを代表とするキリスト教西方教会ではクリスマス(降誕祭)前の4週間をアドベント(待降節)として大切にしています。


昔は断食や悔い改めをしたりしてクリスマスを迎える準備をしたそうですが、今や世はクリスマス プレゼントを探しクリスマス バケーションの準備する忙しい時期となりました。


街にクリスマス ミュージックが流れると「今年もあと少しだな〜」と感じてしまいますね。


さて今日は会社にクリスマス ギフトとしてパネトーネが送られてきました。


パネトーネはイタリアのアドベント(待降節)の期間に焼かれる果物入りのフワッとしたパンです。



イタリアではアドベント(待降節)には、このパネトーネを焼いて食べたりプレゼントしたりするそうです。


ドイツには同じくこのアドベントの時期に食べるシュトレンなるパンがあります。



これも果物入りのパンですがフワとはしてなくて、しっかり固めです。

ズッシリした重さにドイツらしさを感じます。


実は他界した横浜国大の友人がドイツ留学時にシュトーレンが好きになったそうで、36年ぶりに繋がった横浜同窓会では12月5日の彼の誕生日が来るとシュトレンを用意して彼を偲ぶ友人が増えて来ました。



僕も遅ればせながら時間が出来たらので、チョット遠いGerman Bakeryのお店に行きましてクリスマス シュトレンを買ってきました。



相変わらずドイツ的な発言が伝わらず「クリスマスに君たちが食べるブレットがあるだろう⁉︎」と言うと「ア〜ァ」といって持ってきてくれました。


会社の女子にシュトレンを食べる同窓会の話をすると「素敵な話しですね〜シュトレンは食べた事ないな〜」と言うので2つ手に入れました。



この白いパウダーで包まれた形が産着を着た幼子イエスのように見えると言われてます。

(今日買ったのは余り白く無かったが、そのぶん糖分が少ないから良しとしよう)


友人を偲びながら少しずつスライスして食べて、僕のアドベント(待降節)を過ごそうと思います。


それぞれのアドベントが平安で良き時である事を祈りながら。

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