SCAM (詐欺)社会。
先回、会社の全米Zoom会議でSCAM(詐欺)問題に付いてのミーティングがあった。
SNSを使った詐欺行為は増加の一方だそうだ。
一般的なのがAmazonアカウントを使った奴で、「貴方のアカウントが一時的にブロックされました」とか言って支払い方法の更新と騙してカード情報を盗む詐欺だ。
これはアメリカのみならず日本も多いようで、更には世界中で使われている詐欺の手口かもしれない。
便利なAmazon の拡大と共に、Amazon偽装詐欺も増えている。
最近アメリカで問題になっているのがIRS(国税局)を名乗った詐欺である。
「貴方は過去の申告漏れがある為、懲罰の対象になる」「支払いはプリペイカードで至急支払いなさい、さもないと逮捕される」と電話やE-mailで脅す手口だ。
政府から懲罰の対象になると言われるとビビってしまうのが我ら小市民だ。
IRS(国税局)はE-Mailや電話で納税者に連絡することはない。全てUS郵便を使ってコンタクトを取るので見極めが大切だ。
詐欺は手を変え品変えやって来るが、基本狙うのがパスワードや銀行口座などの個人情報だ。
メールを開くと似たような詐欺メールが毎日1つか2つ来ている。
僕みたいな騙されやすいタイプは警戒警戒である。
次男がコンピュータ サイエンスを勉強しているのでネット上の個人情報にウザイぐらいにうるさい。
名前と住所の入った郵便物は必ずシュレッダーかけるし、友達とのテキストは暗号化したソーシャルネットワークを使う。
今回ウーバー使う時も「家の前でタクシーやウーバーを降りると住所を特定されるので、近所の商店で降りた方が良い」と言う。
そんな面倒臭い事までしなくちゃいけないのかい!
世の中ドンドン便利になっているが、ドンドン個人情報はダダ漏れしているようだ。
でも、そんな事を気にしていたらストレス倍増である。
最近僕のスマホにも指紋認証と顔認証を付け加えた。
年を取ると複雑なパスワードを覚えるよりは、そっちの方が助かる。
年寄りに優しい技術を高めて欲しいものだ。