砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

手荷物検査のスリル。

空港の手荷物検査は実にややっこしい。


検査官が日本人であれば何の問題も無いが、さもなくば日本民族特有の食文化をの理解する者は少ない。


もちろん武器類はダメだが、水やジュースも機内持ち込みはダメだ。


前に豆腐を持ち込もうとしたらダメで、理由は水が容器に入っているからだそうで廃棄処分となった。


奈良漬や納豆なども見たことが無い検査官が多く、いちいち説明しなければならない。


奥さんがオニギリをアルミに包んで持してくれた時も、手荷物検査で引っかかった。



アルミの中に黒い海苔で包まれた不思議な物体。

見方によれば手榴弾にも見えると言うのだろうか、検査官数人がオニギリ囲んでボソボソ話し合っている。


「これはジャパニーズ トラディショナル フードだ!」と言って目の前でガブリと食べると、検査官達がオ〜とどよめく。


「何で黒いんだ?」と聞いて来たので「寿司を知らないのか?海苔巻きと同じだぞ!」と言っても分からない。

アメリカが寿司ブームと言っても、ほんの一部で生魚を一生口にせずに終えるアメリカンは多いのである。


さて、今回は高級メロンが引っかかった。


金持ちの知人から静岡産マスク メロンを買ってきて欲しいと頼まれたのだ。


メロンそのものだけなら問題なかったのかもしれないが、下手に箱に入っているのが怪しい。


検査官が箱を開けて中を見ようとするので「気をつけてくれよ、一個100ドルのメロンだぜ」と日系マーケットで買った時のレシートを見せた。


「控えおろう!このレシートが目に入らぬか⁉︎」と心の中で叫んだ。



さすがに驚いていた「オーマイ ゴット!何でメロンが100ドルなんだ⁉︎ スパニッシュマーケットで一個1ドルだぜ!」と騒ぐ。


駿河っ子である僕も食べたことが無い高級メロンである。

まあ何とか無事に飛行機乗せてベガスに持ってくることが出来ました。


実は今回の搭乗検査でもう一つチャレンジした事がある。


体にピップ エレキバンを貼って金属探知機を無事通過出来るかを試してみた。



前の夜に奥さんの肩凝りのツボにピップエレキバンを貼ってあげていたのだが、余ったので自分の胃のツボに一つ貼っておいたのだ。


奥さんに「絶対金属探知機に引っ掛かるからやめな!」と言われたが試してみた。


案の定ビーと音はしたが、検査員はそれが何なのか分からないようでスルー出来た。


今度は3つぐらい貼ってチャレンジしてみようと思っている。


人生には常にスリリングな刺激が必要である。

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