砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

ロスからの帰り道。

昨日は焦った。


LA空港に行く為にUberを4時に頼もうとしていたところ、突然新規客からの電話が掛かって来る。(休みなのに)


大きなビジネスチャンスなのでムゲには出来ず、手短に済ませてUber 呼ぼうとするが、中々電話が切れない。

急いで車に乗り込むが運転手がユニオン ステーションの空港行きバス乗り場の反対側に車を止めたので、シャトルバスも乗る遅れるタイミングの悪さ。


英語を全く話せないドライバーがUber やってもいいんだと驚く。


搭乗時間を遠に過ぎて着いたのでミスったかと思ったが、運良く飛行機も遅れて到着したのでセーフ。



アタフタと指定の席に着くと、30歳ぐらいのアジア系の女性の横の席だった。


軽く会釈して座っていると、後から来たスパニッシュのオッチャンが彼女の席を指して「オレの席だと思うけど⁉︎」と番号を見せていた。

彼女は一つ後ろが指定された席だったのだ。


僕もオチョコチョイだが席を間違える事はまず無い。


「 I am sorry」と言って席を変わろうとする彼女に、スパニッシュのオッチャンは「it's ok ok!」と言って後ろの席に座った。


僕は申し訳無さそうな顔をしている彼女の気を和らげようと「don't worry ! Not a big deal(大した事じゃ無いよね)」と言って、日本の小説の続を読もうと本を広げると「日本の方ですか?」と彼女が聞いて来た。


さすがに驚いた。


隣りの席、それも間違えた席に座っていたのが日本人とは珍しい。


チョト女優の伊藤沙莉に似ている彼女は、一ヵ月ほどロスとベガスでバケーションを過ごすと言う。


アメリカにはIT関連の社用でよく来ているそうだが、プライベートの休みとしては初めてだそうだ。


名前は聞かなかったが大手IT企業のキャリアウーマンと言ったところだろう。


僕もラスベガスで水産関連の商社マンという感じで、美味しいレストランやオススメのスウィーツ店など紹介して話が盛り上がった。


彼女も最初は少し怪しげなオッサンと思っていたであろう。

日本人は飛行機に乗る服装もそれなりの格好をしているが、僕の服装と言ったらジャージにスリッパという出立ちで「テキ屋の兄ちゃん」のような姿だ。


もう2週間毎にロスとベガスを行ったり来たりしていたら、飛行機だろうがチャリンコ乗って隣町に行く感じになっている。


しかし、まあ娘の様な年齢の子であったが、IT 企業の情報や旅の話しにレストランの話など楽しい時間を過ごせました。


チョットしたタイミングのズレや偶然で1日が焦ったり、頭に来たり楽しかったりと不思議なものです。


まあ予想しない事が起こるからこそ、人生は楽しいのかもしれないですね。

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