砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

逆境の松

先週末は我が社の年次総会だった。


全米のZoomミーティングではあったが、ラスベガス支店のスタッフは本部の会議室に集まった。


本部からはベガスのシンボルの一つでもあるThe Strat Skypoo Towerがよく見える。


信じられないかもしれないが、このtowerは東京タワーより高い。


弊社は今月で創立10周年を迎えた。

設立当初も大変であったが、コロナ パンデミックもまさに存亡の危機であった。


しかし、この百年に一度とも言える危機を乗り越え、昨年は過去最高の利益を上げる事ができた。


僕も含めてそれぞれの支店がコロナ 感染アッタックを経験したが、それも何とか乗り越えた。


人も会社も紆余曲折の路を乗り越えながら、強く大きくなって行くものです。


そんな事を思いながら今日、ふっと会社の前に生えている松の木を見て「アレ?何で松の木が真っ直ぐ生えているんだろう?」と奇妙な疑問を持った。



10年以上も見ていたはずなのにだ。



僕の中での松の木のイメージとは、真っ直ぐではなく曲がったイメージである。


ちょうど前に奥さんと行った三保の松原の「羽衣の松」見たいなものだ。



盆栽の松も曲線美ゆえに味がある。



「なぜ松の木が曲がるのか」とググッてみた。


『森等で整備されて育つ松は基本的に真っ直ぐ育つが、海岸線で育つ松は海風の影響で曲がり、また、岩肌等で育つ松は岩などの障害物を避ける為曲がって育つ」


なるほど...。


厳しい自然の中で風雪に耐え、障害物を乗り越えて力強い美を生み出すんですね。


まさに「逆境の松」の美しさです。


誰もが順風満帆の生き方を望むが、様々な障害との闘いが人生である。


人も会社も色んな苦難を乗り越えて成長して行く所に強さや味が出て来ます。


4月からプーチンショックで燃料費の高騰が飛行機代金の上昇となり輸入業者にとっては厳しい夏の陣だ。


雨にも負けず、風にも負けず、コロナや値上げにも負けずに、強く雄々しく乗り越えて行きたいと思いました。

×

非ログインユーザーとして返信する