砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

年末年始もオミクロン次第。

クリスマス休暇を終えてロサンゼルス空港でベガス行きの飛行機を待っていたが、何やら不穏な動き。



フライト インフォメーションの電光掲示板が目まぐるしく変わって行く。


午後2時の飛行機が8時になったり、3時が9時に変更だ。


僕のフライト スケジュールも6時が8時半に変更されている。

本でも読んで時間潰していたが、8時なったら突然フライト キャンセルの知らせが来る。


OH MY GOD !


対応に追われる従業員も気の毒だが、僕も仕事に帰らねばならない。

別の便を探してもらう為にカウンターの列に並ぶ。


従業員はテキパキと仕事をこなしているが、僕の前のカップルで時間がかかっているようだ。


美男美女のカップルに女性従業員が幾つかの代用便を提示しているのだが、男の方が女性にいちいち意見を求めている。

皆んな急いでいるのだからコレは良くない。


「お前が決めろよ〜男だろ〜」と心の中で叫ぶ。

(だいたい、この状況でイチャイチャしてるんじゃ〜ねぇ〜よ!)


彼らが時間をかけてくれたお陰で、僕の代用便は1本だけ、しかももう直ぐ搭乗時間と言う。

「デルタ エアー⁉︎ 何処のゲートだ?」と焦って聴くと「I don't Know」と帰って来た。


従業員の女性は一生懸命やっている、彼女を責めるつもりは無い、問題は優柔不断のあのカップルである。


巨大なロサンゼルス空港でゲートが分からないのでは無謀と思い、明朝のフライトにしてもらった。


夜遅くに再び家に帰ると「あ〜出稼ぎ夫を持つ妻は大変だね〜」とため息を吐く。


奥さんは北茨城の農家だった父親が冬になると東京に出稼ぎに行っていたので、出稼ぎの情景がトラウマになっているそうなのだ。


従業員は北西部の悪天候が飛行機キャンセルの原因と言っていたが、次の朝にニュースを読むと飛行機のパイロットやスタッフがオミクロン株に感染して欠便が相次ぐ事態となったらしい。



クリスマス イブから数えたら2000便以上が欠便だったそうだ。



次の日に会社に遅れて行ったが、さすがに疲れた。


やっぱり、クリスマス明けは車でドライブした方が良かったかなと思ったが、車で帰った友人はかつて経験したことの無い大渋滞で8時間以上掛かって帰って来たと言う。


早くロサンゼルス〜ラスベガス間の高速鉄道を作ってくれ〜⁉︎


クリスマス休暇で人の動きが激しかった分だけオミクロン株の感染も大きく広がった。


この時期、毎年恒例の大学フットボール大会も中止が相次いでいる。


ラスベガスは年末年始が1番忙しいが、今年はどうやらオミクロンの感染度次第になりそうである。

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