インド人もビックリ!
会社でカレーの雑談となった。
「カレーに何を入れると美味しいか⁉︎」だ。
「最近頂き物の松茸入れたら美味しかった〜」と言う奴がいたが、これは一般的では無い。
(多くの反感をかった)
寒くなって来るとカレーが恋しくなる。
カレーの具には人それぞれ色んなこだわりがあるようだ。
先日も他界した友人(柳原君)の一周忌の想い出話の中でも「学生時代、柳原兄に『カレーにじゃがいもを入れるのは邪道だよ、玉葱を細かく切ってじっくり炒めて作るんだ』と教えてもらった」などとカレーの話が出た。
我家のカレーには必ずじゃがいもが入っている。
しかもリンゴをすって入れたり、コクを出す為にチョコレートを入れたりする邪道の極みである。
しかし、カレーはタミル語のスープの具を意味する「カリ」、又はスパイスで味付けされた野菜や肉の炒め物である「カリル」が語源のようなので、基本的に何入れても良いようだ。
そもそもインドには「カレー」と言う料理は無いそうで、元宗主国イギリスが「スパイスを使った煮込み料理」の総称をカレーと名付けたそうだ。
だからインド人に「コレが本当のカレーだ!」と見せたら「インド人もビックリ!」だ。
「渋谷のインド料理店で食べたカレーは辛かったけど美味しかった!やっぱり本場のスパイスが違うんだろな」と言う社員。
僕は大阪万博のインド館で本場のカレーを食べたが辛過ぎて、涙を流しながら食べた記憶がある。
そんな話しをしたので夕食はカレーを作る事にした。
カレー粉は動物性原料、化学調味料不使用の粉末ルー。
もちろん「玉葱を細かく切ってじっくり炒める」のも忘れません。
リンゴもすって入れたし、ハチミツも入れました。
肉は自社で売っているしゃぶしゃぶ用リブアイスライス。
かつて消化器官を破壊された僕としては、この肉の方が食べ易いし味がある。
松茸は無いので、食感を楽しむ為にエリンゲを切って入れた。
我が邪道カレーここに極まれり!
中々の味のカレーが出来ました。
ライスは胚芽米を混ぜてます。
コレをインド人に食べさせたらビックリ!だろう。
色んな友人から貰ったカレーの知恵をぶち込んで、自分だけのレシピを作れるのもカレーの醍醐味かな。
仕事が終わってからの短時間自炊なのでインスタントの粉に頼っているが、時間の余裕が出来たら色んなスパイス混ぜて作ってみたいものです。