砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

富士のクニ。

テレ朝系のニュースを見ていたら「富士山はいつか必ず噴火する!」と専門家の先生が警告しとりました。



首都圏の機能がストップする大災害となる。


今TBSの日曜日劇場でやっている「日本沈没」で香川照之演ずる田所教授が叫ぶ「関東が沈没するぞ〜!」とリンクしてしまう。


故郷静岡は「富士のクニ」である、ついつい噴火のハザードマップなどを真剣に見てしまう。


「宝永噴火から300年噴火しなかったのが異常」と言われても、このまま静かにしていて欲しいものだ。


前にブログしたが富士山の神様はコノハナサクヤヒメノミコト(木花咲耶姫命)と言う女神です。


神話では天孫ニニギノミコトが一目惚れをするほどの絶世の美女。

しかし、奥さんが美人過ぎると要らぬ不安と疑いを持つのが男のサガ、一夜の関係で子を身籠ったのにニニギノミコトは妻の不貞を疑います。


カ〜となった姫は「そんじゃ、天孫の血統である事を見せたるワイ!」と言って産屋に火を付け、燃える産屋で3人の子を産みます。


美人ながらも気性の激しい姫が富士山の女神と言うのも頷けます。


「富士山の見えるところに美人はいない」と言う言い伝えも女神が嫉妬するからだそうですよ。


故郷に帰ると兄がこの話をしてくれましたが、横に兄嫁が居るのに「根性あるな〜」と思ったものです。


しかし、最近は長澤まさみ、広瀬アリス、すず姉妹など美人女優を出しているので、木花咲耶姫命も人格(神格?)成長されて嫉妬の怒りが無くなったかもしれませんね。

(二人に校長として卒業証書を手渡したのが兄の誇り)


このまま嫉妬の噴火を抑えて、そのまま永眠してくれないかと祈るばかりです。


僕も生まれ育ったふる里に富士山が有る事は、ふる里を離れるまでさほど意識して無かった。


しかし、離れて見てその価値に気付くものです。


高校の屋上にある美術室から大きく見える富士山を、美術部員を長くやっていても一度も描く事は無かった。

しかし故郷を離れ40年たって、ラスベガスの砂漠の中で描きたくなったのが富士山です。


(日本平から)


(美保沖から)


コロナ終息してふる里に帰ったら、また富士山のスケッチをしたいものですね。


女神、木花咲耶姫命も静かに美しく、何時迄も凛とした姿でいてくれる事を祈ります。


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