砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

信仰の友の一周忌のコーヒー。

今日は信仰の友の一周忌だ。


コロナパンデミックの時に他界するのは、人が集まる事も控えて寂しいものがある。


僕の母の葬儀もそうだった。

ましてや海外だとより難しい。


しかし新型コロナもだいぶおさまり、彼の一周忌は教会でも催すと聞く。


柳原兄は36年前、彼が横浜国立大学生の時に教会で共に釜の飯を食った信仰の兄弟だ。


「兄」を付けたのは明治以来のクリスチャンの伝統で、欧米ではブラザー柳原となるので、敬愛の思いを込めて名前に「兄」をつける。


奄美大島出身の彼は太陽の様に暖かく、海辺を吹く風のように爽やかな男だった。


生前、地域コミュニティの為に街の掃除や様々なボランティアを奥さんと共に率先して為に生きていたそうだ。



実は36年間、柳原兄の情報は無く、昨年他界した事も知らなかった。


彼の聖和式(御葬式)の時に集まった横浜教会のメンバーがLINE上の同窓会を作り、僕も3か月前に入って初めて彼の他界を知った。


一周忌の今日、信仰の友達が様々な思い出を持ち寄って教会に集まる。


横浜国大の同窓生の一人はわざわざ尾瀬の彼の墓に、彼が好きだったガテマラ産コーヒーを持って墓前で作ってあげると言う。



皆に愛された友である。


彼のFacebook を覗いて見ると確かに山登りして休憩中にコーヒーを入れていた。



かなりのコーヒー狂だった様だ。



遠く離れたラスベガスの砂漠の中でも、彼の追悼の思いに浸るためアパートの近くのコーヒーショップに立ち寄った。


その名もCoffee religion !

「コーヒー狂」ではなく「コーヒー教」である。


なんか太陽が後光の様な位置に!!!




中に入ってビックリ!

チョット教派の違いを感じたが.,,,まぁ〜いいかぁ〜。


普段はブラックだが、モカをオーダーした。


Facebook に残る柳原兄と奥さんとの充実した日々と笑顔に心が温まった。





横浜同窓会もコーヒー愛好家が多いと聞く。


壁の文字をみながら

「確かに同窓会のメンバーもParfect Blend 」だなと思った。


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