砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

「縄文海進」

先週「ブラタモリ」でタモリさん、諏訪を訪れていた。


諏訪神社の奇祭や古代イスラエルとの繋がりなど出てくるかと思いきや、地質学的な観点から諏訪の特徴を取り上げていた。

面白かった。


日本の中央構造線断層と縦に走る糸魚川静岡構造線が交わるのが諏訪と言うのは実に興味深い。


糸静線の事は以前ナウマン博士に絡めてブログした事があったが、じつに興味かある。


学生時代は地理の授業と言えば睡眠時間だったが、無知ゆえに知る事に新鮮味がある。


その中でも「縄文海進」に興味を持った。


今から6000年前は最終氷河期以降、地球が最も暖かった時期で、現在より気温が約2度高く氷河が溶け出して、海面も約5メートル高かったと言う。


ちょうど日本の縄文前期にあたる為「縄文海進」と呼ばれる。

関東平野では荒川や江戸川の谷に沿って内陸部まで海が進入していたそうだ。




地球は氷河期と温暖期を繰り返している。



では今はどの時期かと言うとミニ氷河期に入ろうとしている説や、温室効果ガスによって温暖化が危険な状態などなど諸説ある。


この気候変動は太陽の活動に大きく影響を受けると見られる。


日記ブログなので余り深入りはしないが、この2、3日はその辺の諸説を見ながら考えさせられていた。


人為では如何ともし難い、地球の気候変動があるのかも知れない。

しかし、取り敢えず僕は地球に迷惑にならない様に気をつけて生きて行こうと思います。


出来る事と言っても経済活動を停止するわけにはいかないので、リサイクルや無駄なゴミを出さない様にしているぐらいですがね。


ゲップやオナラも温室効果ガスを言われるので、食べ過ぎず少食なので太らないし、けなげに生きているわけですよ。


でも、もし色々やっても自然界の摂理で海面上昇しちゃうなら残念ですね。


チョット前にやっていたアニメ映画「天気の子」の情景が頭に浮かんだ。



縄文海進の時のように、東京の多くのエリヤが水没してしまうのだ。



こんな事になる可能性があるなら、子孫に「海辺の低い土地は買うべからず」と遺言残しておかなくてはいけない。


映画の中で氷川神社の神主さんの言葉が印象的だった。

「観測史上初といってもせいぜい100年のもの....


そもそも天気とは『天の気分』である。

人の都合などかまわず正常も異常も測れない。


湿ってうごめく天と地の間で振り落とされぬようしがみつき、ただ仮住まいさせて頂いているのが人間。


 雨が降り続いて異常気象だと騒いでいるが、晴れることが正常なのか?」


ウ〜ン グレタさんがこの映画見たら怒るかも知れない。


でも「地球に仮住いさせて頂いている」と言う謙虚な姿勢は大切ですよね。


振り落とされないようにしがみついているとしよう。


縄文海進から随分話が伸びてしまったな。


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