バック グラウンド チェック システム。
先週末は「大人の遠足」でサンデエゴに行ってきました。
ラスベガスからロス、ロスからサンデエゴに車で行くと言うのは年齢的にもチョットキツイ。
と言うことでベガス-ロス間は飛行機を使った。
パンデミック前は飛行機でロング ビーチ空港までよく飛んでいたが、流石にバンデミック中は密な空間に気が引けた。
ラスベガス空港は14カ月ぶりだ。
今回は初めてアラスカ航空を選んだので、空港でキョロキョロしていると若いアフリカンアメリカンのお姉さんが「Can I help you ?」と近づいて来た。
空港関係者の制服を着ていたので、チケット発行の手順を聞いた。
「アメリカ市民か?」と聞いて来たので「永住権持ってるし、リアルIDもある」と答えると。
それは市民と同じと言うことで、とある機械の前に連れて行かれた。
このCLEARというシステムは指紋認証と目を使う虹彩認証(瞳は指紋と同じく一人一人違います)が行われ、バックランド チェックをしてくれる。
過去30年間の住所、犯罪歴が出て来るが、お陰様で僕のバックグラウンドはCLEARでした。
「No charge 」なのでアプリも入れた。
You are all good ! Come on !
と言われて彼女について行くと、長々と並ぶボーダーチェックの列をスパーと突っ切って最前列に割り入れてくれた。
列を並んだら40分以上かかったと思うが、コレは痛快だ。
たとえ政府に様々な個人情報を取られていたとしても「何だお前はVIPなのか⁉︎」と言う目でアメリカンの兄ちゃん達の前を通れたのには気分が良い。
たまに人は優越感に浸りたいものである。
後から僕のワクチン接種証明もシステムの中に入れると、飛行機、イベントなどの参加がかなりスムーズになる。
バックグラウンド チェック済なのでチケットも簡単に受け取れる。
しかし、位置情報は全て把握されるし、アップグレードすると課金されて行く。
ヤッパシ!
継続して使うかはまだ決めていないが、全米にこのシステムを拡大して行く方針のようだ。
感染防止、テロ対策にもなるしね。
日本もそうだが感染者の感染経路を追うのが難しいようだが、位置情報を把握出来ると感染防止に役立つだろう。
その分野の勉強をしている次男に意見を聞いてみた。
「まあ、何でも両面性とリスクはあるよね、でもその程度の個人情報は既に政府は把握しているから、今は感染防止対策に役立つし、便利ならいいんじゃないの」と相変わらずの冷静な意見。
カルフルニアもデルタ株が拡大してマスク着用義務に戻ってしまったし、テクノロジーの分野で感染拡大を幾らか防げるなら有り難い。
しかし、この新型ウイルスのひつこさにはまいる。
42°のネバダ砂漠の中でも未だに手を変え品を変え生き延びている。
このひつこいウイルスはまだまだ消えて無くなりそうもないので、コロナ下での人生の楽しみ方を研究しなければなりません。
人生には喜びが必要です。
さて「サンデエゴ大人の遠足」は次回のブロクで。