砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

未来ヘの一歩

今日は部下とARIA HOTEL内のレストランに営業。


入り口のDiver Lady の像を見て「ところで君、Diversity って知ってる?」

「ダイバー(潜る人)が集まる町? お台場町?」


英語は発音が似ていると間違いやすいですよね。


「Diversity 」は多様性を意味し、社会やビジネスでは性別、年齢、国籍、人種、障害、宗教など、異なる多様性を認め採用、活用する概念です。


アメリカは黒人差別、アジア人差別など色々とニュースになりますが、確実に着実に多様化社会、国家として進化しています。


コレは日本にいては、なかなか体験出来ないですね。


先月息子の結婚式にお嫁さんのご両親がニューヨークから来られ、家で食事をしながら旧知の仲のように色々話し合う事が出来ました。



お嫁さんのお父さんの先祖はロシア系ユダヤ人で、

お母さんは伝統的カソリック。

二人が結婚する時はさながら「ロメオとジュリエット」ように親族の反対が凄かったそうです。

何ったて千年以上の恩讐関係ですから。


しかし、反対していた親族も二人が幸せな家庭を築き、立派に子供達を育て上げ、社会的に成功している姿を見て恩讐の親族がお互いを認め合い仲良くなっていったそうです。


人種、宗教の壁を乗り越えるのは法や規則ではなく「愛」ですね。


先の大戦時、私の親父も神風特攻隊に徴収される直前に米軍の空襲による消火活動の為(消防隊員)怪我をし、それで生き残れたと話しました。


「鬼畜米英」と叫んでいただろう青年時代の親父が、まさか将来息子がそのアメリカに住み、孫がアメリカン ガールと結婚するとはよもや思わななかったでしょう。

日米も嘗ては恩讐であったが、今や同じ価値観を共有した上で多様性を認め合い、深い友好関係を結んでいる。


息子夫婦とその子供達の時代は差別も偏見も無い、より明るい平和な世界になる為に我々の世代ももう少しあと一歩、老骨に鞭打つて頑張ろうと、お嫁さんの御両親と話しあいました。

老骨に鞭打ち過ぎると、カルシウム足りないから折れますが......。( ̄^ ̄)ゞ


日々の生活では気付かないが、5年10年の時の流れで見れば明るい未来へ一歩一歩進んでいます。

時代は動いているんですね。


昨日のブログに書いた36年ぶりの横浜同窓会で「かつての女学生達」( ˘ω˘ )の何人かは国際カップルだった。

異国の地にお嫁に行くのは大変である。

私の奥さんも最初は泣いてました。


何人かは韓国人の旦那さんでした。

今の日韓関係を思うと色々な苦労があったと思います。

しかし話しを聞いていると、彼女達の子供達は韓国も日本も愛する国境を超えた世界人でした。


国境や人種、宗教の壁を愛が超えて家族となる。

素晴らしいな〜と思いました。

そこに未来があるんですよね。


「6人子供がいます」と聞いて国を越えた世界人が6人もいるんだと嬉しくなりました。


こうした未来への時の一歩を如何なる固執した政治、偏屈なコメンテーターの主義主張が後退させる事は出来ません。


などとMr Children の「足音〜Be Strong 」を聴きながら思いました。



「夢見てた未来は

それほど離れちゃいない

また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ!

時には灯りのない

寂しい夜が来たって

この足音を聞いている 誰かがきっといる


疲れて歩けないなら 立ち止まってしがみついていれば

地球は回っていって きっといい方向にヘ 僕らを運んでくれる


どんな人にだって心折れそうな日はある

「もうダメだ」っておもえてきても大丈夫

もっと強くなっていける


今という時代は

言うほど悪くはない

また一歩 次の一歩 靴紐を結び直して

喜びを分ち合い

弱さを補い合い

大切な誰かと歩いて行けるなら〜 」【足音から】


足音を聴いている誰かって神様だよね。


異国の地で頑張っている「かつての女学生」٩( 'ω' )وにエールを。

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