Parental Nature (親のサガ)
週末をロスで過ごし、今ベガスに帰って来たところだ。
最近は2週間に一回のペースで家に帰っている。
もう息子達も大人なので父不在でも問題無いのだが、それなりの存在感を如何に維持出来るかが問題だ。
「オヤジ元気で留守がいい」では寂しい。
最近ロスに行く途中でKrispy Kreme のドーナツを買って帰る。
さほど教える事も無くなった息子達に、何か喜ぶ物を買って帰ろうとする親のサガ(Parental Nature)であろうかと苦笑した。
(結婚式を前にこれ以上太らせてはいけないと思いつつも.....。)
そう言えば私が子供の頃も、よく親が農作業の帰りの駄菓子屋でオモチャの時計(全く動かないヤツ)などを買って来てくれた。
2、3回ウサギを捕まえて来てくれた時もあったな。
父がミカンの箱で作ってくれた小屋で飼っていたのを思い出した。
両親が畑で懸命にウサギを捕まえていたかと思うと可笑しくなって笑ってしまった。
子を思う親のサガだ。
さて今回ロスに帰った主目的は、2週間後に控えた長男の結婚式の準備の為である。
と言っても式自体は彼らがどんどん進めているので問題は無いが、次の日に相手の両親を家に招いて食事会をするので、メニュー作りなどの準備をしなくてはならない。
魚屋なので手巻き寿司でオーケーだろうと思っていたが、あちらのご両親はどうも生魚がさほど好きでは無い様だ。
大幅なメニュー変更に奥様と頭をひねりました。
コロナ禍のカルフォルニアではレストランでパーティーとはいかないので大変だ。
魚屋やっているとアメリカ人は皆んな日本食を好きだと思ってしまうが、そう言うわけでも無いのである。
ああだこうだとメニュー選考し試食する自らの姿に「親のサガ」と笑ってしまった週末でした。
生魚嫌いでもドーナツは好きだよね、たぶん。
2週間後も買って帰るとしよう。