砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

寿司ネタから墓場まで。

最近他界する人が増えてお墓の話をよく聞く。

葬式、お墓などがタダなら気にならないが、コレも意外に金がかかるのです。
ロスなどの都会ならしょうがないと思うが、砂漠の町ラスベガスも何故か意外とお墓は高いのだ。

最近懇意にしていた寿司シェフが他界された。
身寄りも無かったのでゴルフ仲間が中心になって御葬式を行い、遺骨は彼が好きだったゴルフ場に撒かせて頂いた。

弔う人も居ないならコレも有りかと思うが、そうした人が増えるとゴルフ場的には微妙である。

ボールがバンカーにハマる度に彼らを思い出す事になったりして。



基本アメリカは土葬が中心だがお墓の高騰もあり、火葬もかなり増えて来ているそうだ。

オジサンもそろそろお墓の用意をしようと思い、ロスにするかラスベガスにするか迷っている。


長男に聞いてみた。

彼は結婚して暫くしたらニューヨークかシカゴに行くと言う。

「どうよ、将来時たま墓参りに来るかい?」と聞くと申し訳無さそうに「その為だけにはロスまで来ないかも」と言う。


だよな〜。


そこでオジサンは閃きました。


ラスベガスにマンション式納骨堂を建てたらどうだろうか。


その辺、日本はお墓先進国でマンション式納骨堂(正式には自動運搬式納骨堂)、オンライン供養などなど色んなアイデアが既にある。



ラスベガスなら全米から来やすいし、空港の近くに空きビルが一杯あるし、火葬して骨壷だったらライセンスも取れるだろう。


他の町は行き難くてもラスベガスに観光ついでにお墓参りなら来やすい。

良く供養してくれれば、先祖がヘルプしてギャンブルで勝てるかもしれません。


独り身の高齢寿司シェフは意外と多いので、こうした物を作ってあげれば喜ぶであろう。


魚屋で寿司ネタばかり売っているのも限界である。

「寿司ネタから墓場まで」の発想の転換である。


奇しくもToyota の豊田社長が「車屋やめて、コレからはモービリティ サービスの会社を目指す!」と昨年ラスベガスのエレクトロニックス ショーで発表された。



我が社も総合食品業社から次の次元へ進化する時かもしれない。


実は今月にオンラインで全米年次総会があるのだが、新しいビジネス プランを出さなければならないのだ。


先週、ニューヨークの副社長から「定年退職前に継続性がある何か新しい物を会社に残せるか⁉︎」と聞かれたのでオジサンは色々考えていたのである。


え!魚屋のビジネスと何の関わりがあるかって?


我が社からお魚買ってくれるシェフにはマンション式納骨堂10%OFF。

もちろん我が社の社員は20%OFF。


お財布に優しいローンを生前に組む様にすれば安心安全である。


必ず必要になる物だから、ビジネス的にも良いアイデアだと思うのだがな。

子供達が州外にいても「お墓参りを兼ねてラスベガス、グランド キャニオン ツアー」なども有りかもしれない。

長男に意見を求めると「それなら墓参りしやすいね」とポジティブな反応である。


アメリカのお墓ビジネスしていた友人が日本に行っているので、帰って来るまでビジネス プランを作れないが、今月の総会には間に合わなかたら来年のプランとして作ってみよう。


かなり賛同してくれる人も多々居るのだが、「またおかしな事を....」と言う顔している人も少々いました。



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