Lady Godiva -ゴダイヴァ夫人
仕事ついでにGodivaのお店に寄ってきた。
チョットVIP な人へのクリスマスギフトの為だ。
この高級チョコレートは英語読みで「ゴダイヴァ」である。
アメリカに来たばかりの時「ゴディバ」と呼んでもアメリカ人には全然通じなかった。
彼らが「ゴダィヴァ」と言うのを聞いていると、どうも「御台場」を連想してしまう。
日本の「ゴディバ」はフランス語的呼び方らしい。
この名前は10世紀のイギリスの領主のLady Godiva (ゴダィヴァ夫人)に由来している。
夫である領主の圧政を諌めるため馬に裸で乗り、街を行進したと言う勇敢?な伝説が残されている。
このサプライズな行動に夫も街の人もさぞかしビックリしただろうな。
庶民の為に戦う勇気ある夫人である。
それ以来「美しいかぎりの、聖い心もちの女性」の名誉を得たLady Godivaである。
しかし随分奇抜なアイデアが浮かぶサプライズな夫人だ。
その名を使うGodiva chocolateはゴダィヴァ夫人の伝説をイメージ化した馬に乗った夫人のロゴを使ってます。
確かに「聖い心もちの女性」をイメージしたチョコレートならば聖なるクリスマスのギフトには最適であろう。
きっと夫人のように人々にサプライズを与えて下さるであろう。
さて店頭では高級チョコレートらしくパテシエが色んなチョコレートを作っていた。
「貧乏人は帰れ!」的な値段であったが「サプライズ好きな、聖い心の女性」の伝説に引かれて買ってしまった。
値段は確かにサプライズだ!
メインはチョットVIP用のギフトだが、後ろのビスケットは「我が家の聖い心もちの女性」であらせられる奥様へのギフトである。
奥様の友人が「ゴダィヴァのビスケットが美味しいわよ!」と言ってたそうなのでこの機会に買ってみた。
まあクリスマスぐらいは少し贅沢してもバチは当たらんでしょう。
何てったって神の子イエスの誕生日をお祝いするのだから。
「え!横の小さい箱は何かって⁉︎」
あゝコレは日頃苦労している自分へのプレゼントです。
糖尿病のボーダーなので一番小さいのを選びました。
だって死ぬ前に自分でもベルギー王室御用達チョコレートを味わってみたいじゃないですか。
オジサンの好きな明治の板チョコ(5分の1の価格)の庶民的味より美味しい事を期待してます。
味の格差社会はあるのだろうか⁉︎
ゴダィヴァ夫人のサプライズを期待したい。