砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

今日、お客様との会話で「魚屋さんて嘘つくよね!」と言われた。

え!何で⁉︎

「だって10月になったら日本物が安くなると言ったのに高いじゃん」

あの〜「コロナがおさまって日本から人の往来が始まり飛行運賃が安くなれば、10月ごろに日本鮮魚も安くなるかも知れませんとお伝えしたと思います」と説明したがどうも一部を切り取られて覚えていたようだ。


魚が高いのも客が来ないのも、悪いのは全てコロナのせいだ!


「女性は嘘をつく」と言って叩かれた女性議員がいたが、「魚屋さんは嘘をつく」ははたして許されるのだろうか。


まあ無理もない事情はある。

「明日良いマグロある⁉︎」と寿司屋さんに聞かれて「さ〜分かりませんね〜」なんて言う魚屋はいない。


たいてい嘘でも「ありますよ!注文下されば良いのを選びまっせ!」と答えるが、実際はマグロとカツオは割って見なければ分からないのだ。

工業製品ではないので良い時も有れば悪い時もある。


オジサンも色んな所から物を仕入れるが、先日もボストンの貝屋に「活けホタテの良いヤツあるか?」と聞いたら「有る有る」と言うので買ってみたが半分は使い物にならなかった。

活け物は難しい商品であるが20年付き合っていて良かったのは60%なので、オジサンの中では「ボストンの貝屋は嘘をつく」は固定している。



漢字の「嘘」は中国では「息を吐く事」「口を開いて笑う事」らしい。


「息を吐くように嘘をつく」なんて言葉があるが、最近のニュースは嘘と真実が入り乱れているので、それを見抜く目が必要だ。


アメリカ大統領選挙もヒートアップしてお互いを「嘘付き」と言っている。

オクトーバー サプライズでバイデンの息子の不正が出てきたりしているし、トランプの納税疑惑もスッキリしない。

政治家や弁護士に比べれば、まだ「魚屋は嘘つかない!」と言えるかも知れないな。


少々の嘘が混じっても最終的に信頼関係があるか否か勝敗を決めるのは、何の仕事でも同じかも知れない。

×

非ログインユーザーとして返信する