砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

仁義なき討論会。

火曜日に第一回目の大統領選テレビ討論会を見ていたが、アレは酷かった。


1番の注目はバイデン氏が失言しないで最後まで行けるかであったがその点は大丈夫であった。

介護かよ!


お互いの主張はもう既にソーシャルメディアを通してネガティブキャンペーンで伝わっているので、後は直接対決でどちらが信頼出来るか、尊敬出来るかである。


しかし「ジジイの喧嘩」を90分付き合ったがなかなか尊敬に値するのは難しい。

ルール無用の罵り合いになってしまった。

正に仁義なき戦いだ。


ガミガミ爺さんがルール無用でボケ爺さんを叩いたが何とか最後まで持ち堪えた様にも見える。


もっと政策面でのデベート(討論会)にして欲しかったな。

司会者も「プロレスのレフェリーの様だった」と感想を述べていた。ご苦労様でした。


さてオジサンが90分も討論会を凝視していたのは次回ロスに帰った時の準備である。


帰るとトランプ嫌いの長男とのデベートが待っているのだ。


オジサンは日本人で投票権は無いが、どちらかと言うとトランプ側の立場だ。

中国の習近平、ロシアのプーチンなどの曲者と対峙するにはトランプさんくらいの曲者で無いと難しい。


しかし息子は格差是正、社会保障、環境問題、コロナ対策などでトランプ政策に難点があると見ている。

バイデンになっても同じと思うのだが。


全く政治に関心が無い次男より、社会に関心を持つ事は良い事だ。


まあ自由主義国家なので自分考えて投票したら良い。

メディアや人が言ったからでは無くファクトチェックをして決めたら良いと思う。

問題はアイツはボケているとか、人種差別主義とか、トウモロコシヘアーとか意味のないレッテルを貼ってネガティブ キャンペーンに惑わされない事だ。


息子とは紳士的なデベートをしているが基本知識として勉強しておかないとと負けます。


実際、アメリカの医療保険は第三国並みで酷い、ドクターが儲けているわけで無く保険会社のロビー活動がつよいのだろう。


良く自分で考えて未来のアメリカのあるべき姿を話合う事は大切だと思う。


先日著名な黒人牧師ノエル ジョーンズ氏がテレビで言っていたが

「鳥が左の翼だけで飛べばグルグル同じ所を回るだけで前に進めず、右側の翼だけでもバランスを崩して何かに衝突して怪我をしてしまう、正しく飛ぶにはお互いの協力とバランスが重要で有る」


将来進むべき理想、ビジョンに向かって飛ぶ為の翼なんだから、右翼でも左翼でも良い物には協力しないとね。


残念ながら昨日のテレビ討論会はそうした姿は有りませんでした。


「Be Gentleman! 紳士たれ!」と言うオジサンの高校のモットーが頭に浮かびました。


何でも2回目の討論会はトランプ大統領の口出しを禁止する為マイクをミュートにする案も出ているそうでね。

マイク ミュートにしてもトランプさんの地声は防ぎ用が無いと思うけど。

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