砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

商品の多様化「オバさんパンツ」

オジサンの会社はラスベガスにある日本食用卸業者ではある。

しかし、コロナ禍によりホテルもレストランも十分開店している訳では無いので、その中でビジネス アイデアを練る必要がある。


色々と試しているが、中でも効果が出ているのが一般客への販売である。

原則1日前にオーダーを入れて頂き、ピックアップは午前中のみだ。

Facebook やinstagram などで商品紹介しているので客層も若者が多い。


日本の魚や和牛、刺身包丁などその辺で売っている訳では無いので珍しいのだろう。


もちろん日本人も来るが、驚いたのがフィリピン人のピックアップが多く、先日は30万円ぐらい買って行った。

コロナ禍でホームパーティーをやるそうだ。


豊洲市場の鮮魚情報を載せると飛びつく人もいる。

「俺の田舎のアノ魚を送ってくれ」という人もいる。


初めはinstagram などで商売が出来るかと思っていたが、なかなか面白い結果が出ている。

時代だね〜。


豊洲場内の支店では自宅で酒を飲む人が増えてきたので「酒のつまみセット」や「マグロステーキバンバーガー」何かも売っているという。


こうしたご時世なので、何でもチャレンジして売れる物は売って行かないと生き残って行けません。


他社や一般商店では扱って無い物を扱えばお金になる訳だ。


さて夕方、奥様が手に入らなくて困っている物があると言う。


パンツ(下着)である。

もちろん下着は何処でも売っているが、一般日本人オバさんの体型に合った下着が無い。


個人情報に差し障るので詳しくは語れませんが、オバさんのパンツは若い女性の物と違い、腹の出具合にフィットした物でなければならない。


しかもオヘソをしっかり隠す丈の長さ、綿100%が条件となる。


ロスアンジェルスにはユニクロはあるが、ユニクロにもオバさんの希望にかなう物は調査の結果置いてなかった。


奥様は年に一回日本に帰郷した時、「サンキ」や「しまむら」で買ってくるのだが、今年は帰れそうも無い。

残念無念。

話しによれば、多くの在米日本婦人は下着は日本で買って来るそうである。


そうした奥様の切実なる話を聞きながらフット思いついた。

我が社で「オバさん用パンツ」を扱えないだろうかと。

奥様のお友達を見てみても皆同じ様な体型である。


三段だろうが太鼓であろうが、如何なる腹でも大丈夫な「Made in Japan パンツ」は需要があるのではなかろうか!?


日本からの一般向け輸送はまだ規制があるようなのでチャンスかもしれない。

マスクやゴム手袋も売っているならパンツだって売れるのでは。


商品の多様化してなかなか良いアイデアだと思うが、会議で提案するのはかなりの勇気がいるな〜。


「弊社は魚、肉、などの高級日本食材と共に、婦人用パンツも売ってます........」


注文取れなくても笑いは取れるかな。

×

非ログインユーザーとして返信する