もっと光を。
最近、突然と油絵を描き始めました。
コロナ禍で暗いニュースが続く中でARTな自分を忘れてはいけません。
題材は釣り好きの兄が撮った写真である。
駿河湾沖から見る富士山は美しい。
高校まで静岡市に住み、何処からでも富士山が見えたが描こうとは思わなかった。
まさに生活の一部として特別な存在では無かったのだろう。
しかし、海外に出てからこの年になると富士山の神々しい魅力に引き込まれる。
絵は完成率80%だろうか、最終的な色付けをしているのだが、どうも上手く行かない。
日の光が右手から差し込んで富士山や海面を照らすという光の表現をしたいのだが、今使っている机とライトスタンドでは問題がある。
画面に不均等の光が当たってしまうのだ。
アメリカの部屋のほとんどは上から照らす蛍光灯のような物は無く薄暗い。
それをルームライトで照らすのだが、全然明るく無い。
「もっと光を!」とゲーテの最後の言葉を繰り返しながら四苦八苦した。
最終的にバスルームの明かりが一番均等に明るく照らすので仕上げはバスルームで描く事にしました。
すぐ手を洗えるし良いかも。
今週末には仕上がるかな。