砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

誠実さ

新型ウイルスの感染拡大が続きカミュの小説「ペスト」が世界的に売れて、日本でも増刊が相次いでいるそうだ。


北アフリカのフランス領オラン市を突然ペストが襲い都市はロックダウンされる。

突然降ってわいた不条理に市民は如何に立ち向かうかを描いているのだが、これが現在のコロナのロックダウンを彷彿させるのだ。


確かに今回の新型ウイルスも突然の不条理によって世界のビジネスと生活が一変してしまった。

 

また、こうした緊急時に人間の本性、本質が見えて来るものである。


トイレット ペーパーの買い占め、マスクの高額転売、コロナ詐欺などなど民度が疑われるニュースが流れる。


NHKの「100分de 名著」でこの「ペスト」の再放送がされていた。


小説ペストでは医師である主人公が「誠実さ」と「自分の職務を果たす事」を支えに災厄に立ち向かっている。



オジサン達もこうした時こそ協力し合い、励まし合いながら「自分の出来ることを誠実に行う事」が大切と思った。

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