砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

IR(総合型リゾート)

いよいよ日本もIR(総合型リゾート)の建設を勧めているがラスベガスに住むオジサンとしては「本当に儲けが出るのかな?」と懐疑的で有る。


そもそも大阪進出を目指すMGMリゾート グループ自体青息吐息の経営状態で、オジサンがベガスに来てから社長が2回ほど首になり、最近は主要ホテルのBellagio に続いて,Mandalay bay , MGM Grandさえ売却してしまった。

他の巨大カジノグループも会社更生法を食らったりして中々厳しいそうだ。

もうカジノでは儲からないのだ。


日本のはカジノでは無くコンベンション センターやショップなどをなどを含めた総合リゾートと言われるが、ラスベガスでも金になるコンベンションは年に2か3回だ。

ラスベガスのホテル内ショップで買い物する人など殆んどいない。


インターネットの発達により、わざわざ人が集まらなくても商品の情報を正確に伝える事が出来る時代なので、コンベンションの規模が毎年縮小している。


要はカジノで儲けられるかどうかだ。

しかもカジノと言ってもスロットマシンで方では無くハイローラと呼ばれるVIP扱いの大金持ちが来ないと意味がない。


ベガスも嘗てのオイル マネー、一瞬のジャパン マネー、そして最近のチャイナ マネーが強かった時は賑わった。

しかしチャイナの経済が失速すればそれもお仕舞いだ。

だから生き残りをかけてフットボールやホッケー、更にはベースボール チームを引き入れて何とか集客数をキープしようとしている。


日本のIRはカジノスペースは大きくせずにハイローラの金額も規制があると言うのだから何とも中途半端なリゾートだ。

金持ちにはリミットが無い方が楽しめるようだ。


一攫千金の夢で皆ギャンブルに狂うのだから、ショボイ金額しか当たらなければパチンコの方が良いかもしれない。


思い通り「カモがネギ背負って来てくれるとは限らないです。」


まあ、人生そのものがギャンブルなオジサンには関係のない事ではあるが。

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