オジサンの会社も主要社員の平均が65歳に近ずく「近限界カンパニー」である。

身体のあちらこちらに支障をきたし、故障者リストにのってベンチ入りする者もチラホラ出てくる。

まあ、体を動かす仕事は若者を使ってこなせるが、物忘れや勘違いの頭の方がタチ悪い。

今日も日本への高級鮮魚注文をしたか、しなかったかで揉めた。

オジサンは「もう皆んな年なんだから、先週言った言わないはダメ。Text で残すか、ホワイト ボードに書け！」と言った。

忘れるのはしょうがない、ただ仕事なのでミスを防ぐ手立てを取って貰わないといけない。

たぶん死ぬ寸前まで記憶力抜群という人は稀で、年を取ればだいたいボケて来る。

ネット検索してみると「認知症防止」の情報が多々あるが、目を引いたのが「油」であった。

どうやら「油」には体に悪い油と良い油があるようだ。

悪いのはマーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸。

植物油に水素を添加して化学変化させた物なのでゴキブリも食べないそうだ。

更にサラダ油などのリノール酸はドレシング、マヨネーズに揚げ物、スナック菓子などなど挙げたらキリが無い。

これらが認知症を加速させるのではないかと考えられているらしい。

体に良い油は、オメガ3脂肪酸EPAを含むマグロ、鯖、イワシなど、秋刀魚も良いね。

魚屋やってて良かった！

早速今日のランチはお世話になっている鮨屋の大将のところで油(マグロ)を注入して来ました。

後はオレイン酸(オメガ9)を含むオリーブオイル。

これは加熱しても酸化しないので、最近オジサンは調理に良く使ってます。

アルファリノレン酸を含む亜麻仁油も良いと言われるけど高い。

オジサンは野菜や料理にエゴマオイルを「アブラカタブラ〜」と言いながらかけて食べる。

それだけでも体に良い油を摂取出来ます。

ちなみに「アブラカタブラ」は古代ヘブライ語で「私の言葉(願い)通りに成れ！」と言うような意味だそうだ。

油を体と頭にさして後8年、70までは働かにゃならん。

ローンが残ってるからな.....。

奥様に話したら「次回帰って来る時は、マグロよろしく」との事でした。

夫を忘れられないように脂の乗った奴を探さねば。

「アブラ(油)カタブラ〜」