砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

”Mortal Life” 限りある命

今日はドクター デー。
血液検査だけかと思いきや、骨粗症検査にあらゆる角度のレントゲンと何やら忙しい。


今回は特別に心臓の検査もあった。


先回、「ひどいわけでは無いが何かが正常では無い」とイチャモンを付けられたので、今回は更なる心臓の検査となったのだ。


何と言う名前かは知らないが、妊婦が使うウルトラサウンズを心臓にあてた様な機械が使われた。
色んな角度からの心臓の動きが鼓動と共に画像に映るのだ。
オ~,オジサンの心臓が一生懸命に動いるではないか!


「何時も気づいてあげて無いが、健気に頑張って動いてくれてありがとう!」と思った。
61年間怠けずに動いて来てくれたのである (まあ怠けられたら生きてないが)。


昔ウルトラサウンズで奥様のお腹の中の赤ちゃんを見た時のような感動だ。


ふと、”Mortal life “いう言葉が頭に浮かんだ。
“Mortal”は日本語では余り使われない言葉の概念かもしれない。


形容詞では「限りある命」「死すべき運命」で名詞では「人間そのもの」を表す。


そう、私達の身体は永遠ではなく、この「心臓くん」もやがて動くのを終える限りある物なのだ。


Mortal life”の言葉は、あの有名なAmezeng graceの中にも出て来る。


通常2番から3番で歌い終わってしまうが、この歌は7番まであり、その中の5番の歌詞がこれだ。
Yes,when this heart and flesh shall fail,
And mortal life shall cease,
I shall possess within the vail,
A life of joy and peace.


そうだ この心と体が朽ち果て
そして限りある命が止むとき
私はベールに包まれ
喜びと安らぎの時を手に入れるのだ


限りある命だからこそ大切に生きよう、しっかり生きようと言う思いがわいてくる。
「一期一会」のわび茶の精神も、そんなところから考えると素晴らしいなと思う。


しかし、頭とお腹が悪いのはしょうがないが心臓もとなるとめんどくさい。

まあ、医者のイチャモンと思っているが、やはり中古車のようなオジサンの体なのでメンテナンスしながら長持ちさせなきゃイカンようだな。


みなさん!今も健気に休まず一生懸命動いてくれている「心臓くん」に恥じない一日を送りましょう!


オジサンは左の胸をさすりながら「今日もありがとう!」とささやいて、眠りにつくのであった。


念のために寝ている時、ちゃんと動いてくれるようにお願いするのも必要かな?

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