ツバメよ、ツバメ。
ロスの家の周りも最近物騒になって来ている。
コソドロが多くなっているのだ。
大した物を盗まれた訳では無いが警戒が必要だ。
そこで駐車場に入って来たらピンポーンと音が鳴るようにセンサーを付けた。
しかし最近困った事に昼間によくセンサーが反応してピンポーンとなると言うのだ。
のぞいてみても誰もいない。
ピンポン ダッシュのような子供のイタズラかと思ったが、犯人は違った。
何と犯人はツバメだった。
駐車場にツバメの巣が出来ていて、餌をとりに飛び立つ時センサーの前を時たま横切りピンポーンとなるわけだ。
ツバメは作物を荒らす害虫を食べてくれるので農家では益鳥とされて来た。
田舎でも家に作られた巣を大切に扱ったものだ。
ツバメよ、ツバメ懐かしいな~。
駐車場をフンだらけにしてくれちゃっているが、ま~いいだろう。
最近は農村部の減少と共にツバメも減少していると言う。
農家の息子であるオジサンとしては、お世話になったツバメ君なのでピンポーンの音ぐらいでガタガタ言わない。
アメリカでは珍しいかも知れない。(特にこの辺では)
ところが先日夜にもピンポーンとなるので「今度こそ泥棒さんか!」と思って長男がそ〜とドア越しで見たが誰もいない。
そこで、次男が剣道の竹刀を持って、奥様もフライパンを片手にそ〜とドアを開けるとネコが走り去って行った。
犯人はドラネコでした。
春なのでネコもソワソワして落ち着きが無く、行ったり来たりしていたのだ。
困ったやつだ。
母子3人でロスにいるのでオジサンとしては心配である。
ヤッパリ防犯カメラを付けないといかんかな。