平成最後の一枚の絵
令和に入る前に絵は何とか完成した。
前にブログにアップしたのと何処が変わったかと言いますと、紅葉の彩りを入れました。
ちょっとベタな感じだが、銀杏の黄と楓の赤を添えたので賑やかになった。
今回はキャンパスのファンデーション作りで少々の失敗があり、表面がデコボコになってしまったので筆よりもペインティングナイフを使った。
これが思いがけずも岩の表現に役だったようだ。
この箱根美術館の日本庭園は奥様と昨年の10月末に訪れた場所である。
まだ紅葉にはチョット早過ぎたのだが、オジサンの作画は90歳を超えた母への贈り物なので色彩豊かな方が良いだろう。
あまり外に出れなくなった母なので、今年の秋に帰省した時、見て喜んでもらえたら幸いだ。
まだ春なのに紅葉の絵を描くのも変だが、写真と違うので時間が掛かるのはしょうがない。
アメリカ生活が長いのでこうした風景が無性に懐かしくなる。
特にラスベガスは荒野と岩山なので長くいると心も干からびて来るわい。
故郷の木々の緑に、小川のセセラギに心癒されたくなるものだなあ。
オジサンも歳を取ったと言うことか。
「干からびた 心癒す 和の緑。」
ードライなオジサンのココロの歌