「主婦は見た!」
先回家に帰った時、奥様が「家政婦は見た」にハマっていた。
今年のはじめに亡くなられた昭和の名女優市原悦子を偲んで、いくつかの代表作を番組で扱っていたようだ。
家政婦という家庭の内に入って行く事で、その家族の表と裏や秘密を見るわけだ。
タイトルも
「美容整形クリニック甘い誘惑の秘密」
「名門ファッションデザイナー家族の乱れた秘密」
「大財閥デパート王の表と裏の二つの顔」
などとタイトルだけで内容が分かってしまう。
しかし市原悦子さんのコミカルな演技と声でドロドロしたストーリーが実に面白く出来上がっている。
奥様に言わせると「共感を得る体型と服装」が良いそうだ。
確かにウチの奥様がいつも着ているような服で体型もそっくりだ。
奥様はかなりのハマり様で、ドアの向こう側から顔を半分出してオジサンを見ながら「主婦は見た!夫の実態、その表と裏」などとやっている。
まあ暫くはコレをやっているのだろう....,,,。
最近は夕方の奥様からの電話で「今日の主婦(私)は見た!」のアップデートを聞いているのだが、意外にもブログのネタになりそうな話が多くて面白い。
オジサンの仕事の営業も「人は見た目が95%」と言われる第1印象が勝負の仕事なので表の顔には出さない裏顔もあるだろう。
豪華なお店でも表からでは無く裏から入るのが我ら業者の仕事であるが、見たもので分析はすれども、口外しないのも営業の仕事。
「セールスマンは見た!」などとはならない。
人生のウラ、オモテを見ながら楽しむのもコレまた人生。
さて今日の奥様の「主婦は見た!」の電話を楽しみに待とう。