日本の安全な水産物と、高度な技術力を売込むチャンス
週末の仕事を終えてリラックスしていると、大ホテルのエクゼクテブ シェフから電話。
「シェフ仲間との会話で、福島第一原発の処理水放出に対して中国政府が日本の水産物輸入禁止処置を取ったけど、レストランとしてはお客様に説明出来る資料を出して欲しい」と言われた。
日本人のシェフだったら、すでにニュースで多くの情報が出ているのでさほど問題は無いが、彼らは日本人では無いのでイデオロギー的な偏見うんぬんでは無く、科学的に納得が行く説明が必要になります。
ましてや今年11月には世界中から大富豪が集まるF-1グランプリが行われるので当然の質問だ。
すぐに豊洲市場の出荷業社に連絡して「処理水の安全性、日本の水産物の安全」を英語で説明している資料を送ってもらった。
出元は外務省のホームページからですが、英語版があったので簡単にまとめて送りました。
自分の中では問題無いと思っていても、不安に思う人がいるなら丁重に説明する必要がありますね。
資料を送ってから電話は無かったので理解して頂けたと思うが、やはりしっかり勉強して把握しておかなければいかんかったなと反省。
しかし、核汚染水を放射能除去装置によって安全な処理水に変える日本の技術の高さには驚きです。
(多分世界最高度レベルと思います)
より高性能な多核種除去設備(ALPS)により国際的安全基準より低い処理水の数値化を実現された東芝、日立の技術力に感謝したい。
余談だか「放射能除去装置」と聞くと、どうしても「宇宙戦艦ヤマト」が浮かんでしまう。
ガミラスの遊星爆弾で放射能汚染された地球を救う為、ヤマトは放射能除去装置をゲットしに銀河の果てに旅立つのだ。
しかし、日立を先頭にオールジャパンの技術で、その装置を作っちゃたのだからデスラー総統もビックリだ!
話しが逸れました.....。
私が思うに「処理水」などと言う紛らしい言葉がマズイと思います。
英語のパンフレットにはPURIFIEDと書いてあるのだから「浄化水」と呼ぶべきだ。
「処理水飲んでます」は何か嫌だが「浄化水飲んでます」はアリだ。
「マイナンバーカード」では無く「社会保障証」と呼ぶべきと前回提案したが、日本政府もそろそろ私のアイデアに耳を傾けるべきだろう。
「中国が日本の水産物を拒否するなら、このラスベガスで美味しい日本の魚をもっと売って日本の水産業界を助けよう!」と決意しているのですからね。
微力ながら安全安心な日本の鮮魚と共に、福島放射能危機を乗り越えた日本の高度な技術力も一緒に説明して行きたいと思います。