砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

サプライズ クリスマス プレゼント

さて今日は日本より1日遅れてのクリスマス。



今回日曜日と重なったので月曜日が振替休日なのですが、ラスベガスはNewYear のカウントダウンで今週は超忙しくなるので明日も出勤することになった。


さてアメリカのクリスマスは日本の正月みたいもので、飲食店もスーパーマケットも閉店。

家族が集まりクリスマス デナーを楽しむ時です。

外食しようと思えばチャイニーズに行くしか無いだろう。

(その代わりNew yearsは花火ぐらいの休日)


建国の歴史的背景からして宗教的なので、改めてキリスト教国家と感じる日だ。


そんな訳で今回はロスの帰らずベガスで一人のボッチクリスマス。

教会もサンデーサービスは無く「クリスマスは家族で祝って下さい」とのメッセージで、まあ通常の日曜日と同じように掃除、洗濯とNetflix でも見る事としよう。


しかし、一人でクリスマスを過ごすとユックリと思索する時間も出来る。

「息子達に送ったプレゼントが喜んでもらえたかな」とか、家族や友人達の事を思いながら時を過ごす。


プレゼントと言えば先日、静岡の家からサプライズなお知らせを頂いた。


9月に他界した兄が「天皇陛下から従六位瑞宝双光章を授与されました」とのお知らせだ。



この叙位叙勲は「国及び地方公共団体の公務又は次の各号に掲げる公共的な業務に長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた者を表彰する場合に授与する」とあるので、長年に校長先生や自治会長で苦労されて来た兄の受勲は嬉しい。





敬愛する兄の受勲を祝って、酒では無く静岡で頂いた掛川茶で乾杯しました。(お酒飲まないので)



ベガスのアパートにはろくな茶碗も置いて無いのでチョット申し訳無い気持ちですが、兄も天国で喜んでいると思います。


父もそうだったが実に公共の為によく尽くす人でした。

子供の頃はよく分からなかったが、父の葬儀で多くの人々が哀悼を捧げる姿を見て痛感しました。


4年程まえに帰郷した時に兄が「オヤジは仕事(農家)でも無いのに、区画整理や幹線道路計画などで随分と地域の為に尽力してくれたんだよ」と語っていた事を思い出します。


兄もコロナ禍の葬儀に関わらず、多くの友人や教え子が哀悼を捧げてくれました。


そんな兄に「国からのサプライズ クリスマス プレゼントの叙勲だったな」と天国の兄と茶を飲み酌み交わすクリスマスでした。

×

非ログインユーザーとして返信する