砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

心とDNA

今まで物質的なDNAについて書いてきた。私達は心と体から出来ているのだから、精神的DNAなる物はあるのだろうか?
そんな疑問を持ちながらググってみるとタイム誌の“20世紀の英雄と象徴100人”にも選出されているディーパック・チョプラ博士と公益財団法人 国際科学振興財団バイオ研究所 所長 村上和雄 筑波大学 名誉教授との「心と遺伝子の関係」についての対談の内容があった。
長いので一部抜粋した。
オジサンの奥様は「ブログに難しい専門用語が出てくると、バンバン飛ばして読んじゃう」と言う強者(ツワモノ)なので、専門用語をなるべく避けて分かり易く抜粋したつもりなのだが.........。


病気も気から
睡眠,瞑想,運動,呼吸法,ヨガ,食習慣,ポジティブな感情の効果を調べたところ,愛,慈悲の心,喜び,平静さなどの感情で,自己治癒の方向に働く遺伝子が発現することがわかりました。そして,怒りや敵意,罪悪感,恥,憂うつ,恐れなどの感情により,自
己治癒力を制御する遺伝子の発現が下がることがわかりました。
ほかに私たちが研究していることのひとつに,微生物学があります.人体の遺伝子物質の 90%は,微生物(細菌)です。
微生物は内臓にも,口の中にも皮膚にもいます。その微生物は量的には人体のわずか 3 〜 4%なのですけれども,微生物DNA は人体の遺伝子物質の 90%を占めています。600 兆の細胞のうち,わずか 60 兆がヒトの細胞であり,それ以外は微生物だということです.そして,感情が微生物に影響を与えており,逆に微生物の DNA は感情にも反応しています。微生物の DNA とヒトの DNA は互いに影響し,制御し合うのです。

 



意識の進化
●私たちも,たとえば瞑想とか,自分をありのままに受け入れられるマインドフルネスな
状態とか,内省すること,心静かにしていくことなどが,遺伝子発現に及ぼす影響について研究しています。私たちの体というのは,体自体が 1 つのエコシステムであって,ヒトの部分と微生物の部分とが共同して,人体に有益な物質を生み出したり免疫反応をコントロールしたりといった作業を行っている(microbiome,マイクロバイオーム),
と言うことができると思うのです。 
人類の進化というのは,偶然に任せて起こっているわけでも,自然派生しているわけでもなく,それは「意識によって起こっている」と,われわれは考えています。ですので,感情,たとえば愛とか慈悲の心とか喜び,共感などのより高等でポジティブな感情が進化していくにつれて,人類の意識もより高い知性の方向に進化していくだろう,と考えています。そして,この感情がいわゆる“ソフト・インヘリタンス(soft inheritance)”という形で次世代に及ぼしている影響(エピジェネティクス〔epigenetics〕 後成〔世〕遺伝子)に関しても研究しています。


両親と子供の関係
●受精する前に,すでにその遺伝子は父親と母親の経験からの影響を受けている,という
エビデンスがあります.そして,胎児のときはもちろん,出産後も母親からの影響をかなり受けていくわけなのですが,母親の経験の影響を受けるうえで,2 種類あります。
1 つは,冒頭にお話ししたような,いわゆる恐れとか敵意とか,怒りとか,恥とか,それから鬱うつなどのような,命から切り離されるような経験.そしてもう 1 つは,愛とか悲の心とか,喜びとか笑いとか,共感,心の平静などの, 命とつなげてくれる経験です。
そして,メチレーション(methylation)という遺伝子の構造がこの影響を受けている,ということが言えると思うのです.受精前そして受精時の経験が,遺伝子発現に影響を及ぼすようです


三つ子の魂百まで
●そして妊娠期間中はとくに,その影響を受けやすいということで,音楽とか詩とか,笑いなどによる肯定的な影響というものを与えることができますし,生まれてから特に 3 歳までは,周りの大人,とくに母親が怒っているのか笑っているのかの顔の表情,すごくやさしい声なのかちょっと怒っているのかといった声の調子,そしてリラックスしているのか緊張しているのかといったボディランゲージの 3 つの要素が,脳のミラー・ニューロンを通して,脳を発達させていきます。 3 歳ぐらいになりますと言葉が出てきますが,それ以降は,脳の発達ということに関しては,より受動的になっていきます.脳は,受け取ったものをそのまま取り入れていくのです。


意識は時間を通し、つながっている。
●そして,もう1つ重要な要素があります.アルフレッド・コージブスキー(Alfred Korzybski,1879 〜1950)というポーランド系の数学者がおりますが,彼は,「人
間の意識は時間と結合している(時間結合,Timebinding)」
ということを研究しています。つまり,人間は情報や知識を世代を超えて加速度的に伝達するという特有の能力を持っている,ということです。
人間の意識は,その文明が始まって以来の意識と時間を通してつながっている。だから,子どもに何か教えていくときにも,その意識はたとえばプラトンとかソクラテスなどの先人の知恵などとも,時間を通してつながっているということなんです。


(詳しくは下記のウエブで)
https://www.hoikusha.co.jp/superbrain/interview/interview.pdf


チョプラ博士は、意識は心の源泉であり、まずは意識ありきで,その次に心の働きがきて,そして3 つ目に遺伝子,そして4 つ目に脳,そして最後に肉体という順番だと言われる。
遺伝子のオン・オフのスイッチをコントロールしているのは心の部分であると言う事だ。
その心を祈りや、瞑想、内省、愛、希望などでポジティブな感情を高める事でポジティブな遺伝子情報を次世代へとつなげて行く事が出来るのである。


より良き世界、平和で自由な世界を求めて努力してきた先人達の心のDNA(遺伝子)とつながっている私達であると思ったら、平原綾香さんのジュピターの歌詞が頭に浮かんできた。


Every day  I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥で つながってる
果てしない時を 越えて輝く星が
出会えた奇跡 教えてくれる


Every day  I listen to my heart
ひとりじゃない
この宇宙(そら)の御胸(みむね)に抱かれて


一日の反省と先人に感謝の心を持って祈り、ポジティブな遺伝子情報を高めて寝ようと思うオジサンであった。少しボケた遺伝子情報入っているかもしれないけど。


「太古より 夢をつなぐ *エピゲノム哉」 オジサンDNAの俳句
     *後成遺伝子

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